NETIS申請というものをご存知でしょうか?

今回、お客様が「手に負えない」ということで、私が書類の準備をすることになりました(過去に一度トライしたとのことでしたが、断念した経緯あり)。「私も初めてですよ」と正直にお話ししましたが、やってくれるのではないかという期待感をいただけたのか、お手伝いさせていただくことになりました。
◇NETISとは??
NETISは公共工事絡みの新技術に関する登録システムなんですが、これがまた細かい!
この業務、私も「どんな人がサポート側で仕事しているのだろうか?」と思い調べてみましたが、おそらく企業内部で担当者をつけて行うのが常道のようですね。ですから私もその「企業内部」の方に教えを乞うこととなりました。
「大企業でも申請までに半年はかかるよ」などと脅されつつ準備を始めましたが、確かに、記載する技術とその裏付け資料などを準備していると、なかなか手間がかかります。様式2、様式3、様式4という書類がメインになりますが、「様式3」のエクセルシートの枠を一つ埋めるためにどれだけの調べものをしたことか。今回は特に自社技術だけではなく類似技術に関しても説明を要するということで、ここで苦労をしました。
今回のNETIS登録ミッションのおかげで、標準的な積算資料や安全基準、施工管理基準などが各種存在していることを知りました。今まで「なんとなく」眺めていた資料を見る目が随分変わってきました。また、裏付け資料の中でも「試験・実験結果」を示すこともあるのですが、試験方法として「JIS基準」がよく使われています。その「JIS○○○○」の文献も入手して、JIS基準に対してどれくらいの達成率(もしくは未達率)であるかも算出しなければならないこともありました(これで先ほどの「様式3」の枠一つ分です)。ほしい文献をすべて購入していては報酬が飛んでしまいますが、やむを得ないものもあります。インターネットが便利とはいえ、そこには出ていない資料も存在します。それもまた、この業務を扱う(企業外部の)専門家が少ない原因の一つなのでしょう。
あと、工事の「規格値」も基準がしっかり定められているのですね。プラスマイナスどの程度なら許容範囲かという数値です。もっとも、規格値ギリギリでは次から仕事が来なくなるとの情報も入手いたしましたが・・・
◇希少性≒価値大!
ノウハウがあまり世間に出ていないことに関しては、やはり価値が出てきます。今回の一件はまだ片付いていないのですが、ご紹介者の方から別の案件の打診もありました。技術というのは十人十色で、都度習得しなければならない知識が山ほどあるわけですが、お客様に代わって私がある程度時間を割くことで、時間価値を提供できればと思います。あとストレスも。
NETIS登録されることに大きな意味がある業界であれば、なんとかして登録への道を模索するしかありません。なかなか国土交通省(出先機関の技術事務所)とのアポ取りも容易でないのですが、一つ一つ課題を乗り越えていきたいと思います。引き続きベストを尽くしてがんばります!

今回、お客様が「手に負えない」ということで、私が書類の準備をすることになりました(過去に一度トライしたとのことでしたが、断念した経緯あり)。「私も初めてですよ」と正直にお話ししましたが、やってくれるのではないかという期待感をいただけたのか、お手伝いさせていただくことになりました。
◇NETISとは??
NETISは公共工事絡みの新技術に関する登録システムなんですが、これがまた細かい!
この業務、私も「どんな人がサポート側で仕事しているのだろうか?」と思い調べてみましたが、おそらく企業内部で担当者をつけて行うのが常道のようですね。ですから私もその「企業内部」の方に教えを乞うこととなりました。
「大企業でも申請までに半年はかかるよ」などと脅されつつ準備を始めましたが、確かに、記載する技術とその裏付け資料などを準備していると、なかなか手間がかかります。様式2、様式3、様式4という書類がメインになりますが、「様式3」のエクセルシートの枠を一つ埋めるためにどれだけの調べものをしたことか。今回は特に自社技術だけではなく類似技術に関しても説明を要するということで、ここで苦労をしました。
今回のNETIS登録ミッションのおかげで、標準的な積算資料や安全基準、施工管理基準などが各種存在していることを知りました。今まで「なんとなく」眺めていた資料を見る目が随分変わってきました。また、裏付け資料の中でも「試験・実験結果」を示すこともあるのですが、試験方法として「JIS基準」がよく使われています。その「JIS○○○○」の文献も入手して、JIS基準に対してどれくらいの達成率(もしくは未達率)であるかも算出しなければならないこともありました(これで先ほどの「様式3」の枠一つ分です)。ほしい文献をすべて購入していては報酬が飛んでしまいますが、やむを得ないものもあります。インターネットが便利とはいえ、そこには出ていない資料も存在します。それもまた、この業務を扱う(企業外部の)専門家が少ない原因の一つなのでしょう。
あと、工事の「規格値」も基準がしっかり定められているのですね。プラスマイナスどの程度なら許容範囲かという数値です。もっとも、規格値ギリギリでは次から仕事が来なくなるとの情報も入手いたしましたが・・・
◇希少性≒価値大!
ノウハウがあまり世間に出ていないことに関しては、やはり価値が出てきます。今回の一件はまだ片付いていないのですが、ご紹介者の方から別の案件の打診もありました。技術というのは十人十色で、都度習得しなければならない知識が山ほどあるわけですが、お客様に代わって私がある程度時間を割くことで、時間価値を提供できればと思います。あとストレスも。
NETIS登録されることに大きな意味がある業界であれば、なんとかして登録への道を模索するしかありません。なかなか国土交通省(出先機関の技術事務所)とのアポ取りも容易でないのですが、一つ一つ課題を乗り越えていきたいと思います。引き続きベストを尽くしてがんばります!