せと・しごと塾は、瀬戸で開業を目指す方のための創業支援事業で、瀬戸市が主催しています。私は塾長を務めさせていただき、地元を活性化するために尽力しております。
せと・しごと塾は2013年12月に第6期の卒塾式が終わり、あっという間に7期の募集となりました。第6期の様子は以下にまとめましたので、ぜひご覧ください!
◇せと・しごと塾第6期総括(小坂作成)
せと・しごと塾第6期総括 from Kosaka Hideo
(第6期卒塾式の後の懇親会風景)
平成20年にせと・しごと塾が始まってからずっと関わらせていただいておりますが、第6期で卒塾生が108名となり、だんだん市内でもしごと塾つながりが感じられるようになってきました。上記の総括の他、記事最下部に今週末瀬戸で開催される「せと陶祖祭り」に参加する塾生さんの情報も掲載しましたので、ご覧くださいね。
それでは、ここからはせと・しごと塾の募集要項を掲載しますね。
☆せと・しごと塾、入塾のご案内(瀬戸市ホームページより)
平成26年度「せと・しごと塾」第7期生を募集します!
~まちに「笑顔」をふやすビジネスはじめませんか~
瀬戸市では、「せと・しごと塾」第7期生を公募しています。
「せと・しごと塾」とは、地域のニーズや課題をビジネスとして継続的に取り組む「地域ビジネス」の創業を目指す市民のみなさんに、地域ビジネスを創業するために必要となる知識等を学べる機会を提供することによって、創業を支援するものです。
事業実施に当たっては、瀬戸市をはじめ専門家である塾長、瀬戸商工会議所とともに運営し、さらに瀬戸信用金庫(瀬戸金融協会)、大学、地元企業など地域が一体となって塾生を支援します。
塾生のみなさまには、半年間に専門家による座学だけではなく、創業に必要な実践的ノウハウ、同じ創業を目指す多世代の仲間を得られる貴重な場となることと思います。
より多くの志ある市民のみなさまのご応募をお待ちしております。
募集期間
4月11日(金)~5月15日(木)午後5時15分まで
入塾対象者
以下の要件をすべて満たす方が対象となります。(グループも可)
⑴ 瀬戸市で地域のためになる事業での独立・創業をお考えの方で開業前、もしくは開業後5年未満の方
(ただし、定員を超える応募があった場合は開業前、及び開業後1年未満の方を優先的に入塾対象とします)。
⑵ 創業に対し熱い気持ちをお持ちの方
⑶ 平成26年4月1日現在、瀬戸市内に在住もしくは在学、在勤し、平成27年3月まで継続して居住もしくは在学、在勤が見込まれる方
⑷ 入塾から卒塾するまで継続して受講することが可能な方
⑸ ただし、⑶の要件を満たさない場合でも、⑴の要件を満たすことに具体性があれば可とします
カリキュラム
費 用
5,000円(印刷、製本費として)
定員
20名程度
申込方法
入塾願書に必要事項を記入のうえ、住民票の写し(コピーでも可)などを添付し、
瀬戸市役所産業課に直接ご持参ください。
詳しくは、公募要領をご確認ください。
☆公募要領などせと・しごと塾のご案内ページ(瀬戸市)
(グループワーク しごと塾名物となりつつある「シックスハット」の発表風景)
☆以上、入塾のご案内でした。
☆イベントで塾生さんを見てみよう!
4/19(土)、4/20(日)に開催されるせと陶祖祭り(+陶四郎フェスティバル)でも、卒塾生さんが数多く参加します。入塾してみたい方は、塾生さんがどんなことをしているか知る機会にもなりますし、塾の様子を直接聴ける機会でもありますので、ぜひ会場へ足を運んでみてはと思います。(私も19日に行きます!)
・グラノーラのイベント・・・焼菓子RireRire 5期生高嶋さん
・りえの民謡チン・トン・シャン・・・5期生檀上さん
・陶神オリバー・・・5期生尾方さん など
・JIMO婚・ZO婚・・・1期生大竹さん
・末広にこにこマルシェ・・・1期生 玄翁屋 山田典幸さん、5期生森田高用さん(ぼちぼちファーム)、6期生内山伸治さん(スタジオリスペクト、ジェンベ販売)
・みやげもの推奨品「窯垣の小径焼菓子」販売(瀬戸蔵2階)・・・1期生斎藤貴子さん
以上、せと陶祖まつり情報でした。
☆挑戦と貢献、そして自立!
地域が元気になる要因の一つとして、「街に仕事があること」は間違いありません。大規模な企業誘致が必要な場合もあります。一方で、せと・しごと塾は、個人をフォーカスした創業支援です。地元で暮らす一人一人が輝くことのできる生活を、仕事を通じてつくることができればと考えています。それは「起業」がゴールではないかもしれません。起業の準備を進めていった結果、「まだ時期が早い」という結論となることもあります。そのときは、いま働いている会社、職場あるいは家庭でどのように目的意識を持って過ごしていくか、考えることになるでしょう。
起業を意識することで、思考が変わります。「誰かが求める何か」に貢献しなければ、お金をいただくことはできません。自ら主体性を持って考え、行動することにより、毎日が充実することでしょう。
また、失敗も数多く経験すると思います。私が2003年に起業したとき、一体どれだけの失敗を重ねたことか。そのときの世間の厳しさ、温かさも経験して、今度は起業家の後輩に「恩送り」をする立場となりつつあります。
縁あって入塾してくださったみなさまの挑戦を応援し、ビジネスの上でみなさまの居場所をつくることができたらと思います。みなさまが課題に対して果敢に挑戦を繰り返す姿を見た家族・友人・地域の方々も刺激を受けていく循環が広がっていけば、次世代につながっていく事業としてしごと塾の価値がさらに高まります。
そんなことを言い続けているので、私も未知の世界に飛び込み、多くの挑戦をしていきたいと考えております(娘が生まれてからの3年間は、「育児」の比重を大きく置くという、「ワークライフバランス」への挑戦でした→参考記事「中期的なワークライフバランス」)。
せと・しごと塾は、1期生の方から受け継がれた、とても明るく、元気なコミュニティとなっております。特に何も言っていないのに「女性が3分の2」という、この比率を見てわかる通り、女性にもやさしい場所であることはしごと塾の誇りでもあります。子連れでいらっしゃっても受け入れてもらえる雰囲気が醸成されています(3月のある相談日は、相談者が全員子連れでした)。
元気の輪を、次は7期生として一緒につくっていきましょう!
みなさまのご参加、お待ちしています!!
☆公募要領などせと・しごと塾のご案内ページ(瀬戸市)