みなさまレンブラントをご存知ですか?

「夜警注意」が有名で、アムステルダムの国立博物館(Rijksmuseum)にどーん!学校と展示されています。その部屋にはベンチがあって、ベンチにすわって10分ほどぼーっとこの絵を眺めるのが好きでした。瞑想みたいなものでしょうか。横幅が4メートル以上あるので、大迫力です!


夜警
(「夜警」Wikipediaより)

当時職場がアムステルダムで、街の美術館年間パスを75ユーロお金で購入していたので、何回も何回も行きました(この安さ、びっくりしますよね?)。ちなみに近くにゴッホ美術館やコンセルトヘボウ(注:後者は年間パスでは行けない)もあり、それぞれ2回ずつ行きました。

それまで芸術と言われる分野にはまるで興味がなかったのですが、オランダ生活で随分変わりました。絵画を見たり、クラシックをより聴くようになったり、日常生活の中に芸術が入ってきました。


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さてそんな海外生活から10年以上が経ち、娘が生まれ、2年半。たまたま図書館で借りてきた絵画の本に娘が食いつきました。

「あかちゃん!」と言って喜んだのは「聖母子」。その赤ちゃんはイエス・キリストですね。

他にはアンディー・ウォーホールのマリリンモンロー。ポスタライズされた姿が6種並んでおり、何回も見たがります。

そして、「レンブラント」。名前も覚えました。ちょっとふわっとした、暗めの色づかいも気に入ったようです。娘が「暗いの見るー」と言うのが、この本を見たい合図です。表紙も暗い感じなんですね。

10年の時を経て、まさかこんなに身近にレンブラントを楽しむことのできる相手を見つけられるとは思いませんでした。(子供が気に入るタッチではないですからね)

しばらく夜の寝かしつけ読書タイムの定番となりそうです。これらの絵を「iPadでもみるー」と言っているので、興味が向かっているいま、感性が磨かれるかもしれませんね。

芸術の秋、娘と一緒に絵を鑑賞するという楽しみが一つできました。

ニューイヤーコンサートをテレビで見て以来クラシックやミュージカルが好きになり、そして今回の絵画。おまけに来週は地元のせともの祭。



さすが秋!
やはりそういう季節なんですね。芸術を楽しみましょう!(^^)

アムステルダム国立博物館

ゴッホ美術館

コンセルトヘボウ(英語)