【「虎に翼」第9週 第44回 寅子にとっていまV字の底、きょうの水辺のカタルシスが転換点】
好きなこと、自分のことに使うようはるから渡されたお金、このドラマの書き手さん、仲の良い家族でも時には『内緒で』、自分(たち)でひっそり楽しむことって大事、って考える人なんですね。寅子と優三にはこういうシーンが多かった…今日はその集大成と回収…
優三の最期を伝えに来た戦友、優三の優しさを寅子に言い伝えて、遺品となったお守りを置いてった…寅子には一層、優三のいない悲しみが押し寄せたことでしょう。
先日も書きましたが、カタルシスには水辺がシーンとしてハマり過ぎ。(余談になるけど、砂漠がちの風土の内陸国の、映画・ドラマのカタルシスの水辺って、オアシス…とか多いんだろうか?)寅子はこれまでこらえていた、声を出して泣くことが存分にできて、今まで抑えていた感情を一気に出せたのはそのあとの再起に何より必要だったのかもしれません。はるが、寅子に「好きなことをしなさい」をお金を渡したのも、そのことを肌感覚で感じていたからなのでしょう。
辛い敗戦の中で身内の死が続いたカオス時代、今日が寅子の新たな感情の「逆分水嶺」(変な言い方!スンマセン)、V字の底、ここから再起の上り坂と思います。闇市屋台の女将が気遣って焼き鳥を包んでくれた新聞紙にほら、寅子再生の大きな武器になって来る、「日本国憲法第14条」の条文が…
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お気に入りの場所でくつろぐ元保護猫さん じっと見ると……?完璧すぎる「あっかんべー!」に笑ってしまう(LIMO) - Yahoo!ニュース
すんごい存在感…