【「虎に翼」第8週 第40回 「水辺の別れ」が象徴するものが、あまりにも切ない】
女子部の閉鎖、高等試験の中止、法曹界のこの事象だけでも、戦争は社会の何もかもを破壊してしまう事をシンボリックに示唆しています。
優三に赤紙、覚悟してたとはいえ寅子の心中に広がる波紋は大きい…二人の最後のしみじみ会話のシーン、川辺で行われました。まぶしいくらいの日差しがむしろ切ない水辺…
ドラマの法則、「人は水辺で心情を吐露する」…サスペンスものからシリアスドラマまで揺るがないこの法則、水辺って、人の心理に何か、そうさせる要素があるのでしょうね。
今週の週タイトル、『女冥利に尽きる』はこれにつながってたか…寅子が「優三さんに甘えて、子供作って、仕事も辞めて生きてる…」とわび、優三は寅子に「どんな寅子も受け入れる、今望むのは寅子が後悔せず、心から人生をやり切ってくれること」と返すシーン、本作の中でも指折りの切ないシーンになるでしょう。
優三と寅子、この水辺シーンはもう一つの意味合いが…当然、「この世と向こう側を隔てる水辺」になりそうなこと…変顔で最後の笑顔を交わそうとする姿、お守り…全てが切なすぎます。
優三の、この笑顔が次週から視られなくなると思うと、本当に寂しい金曜日です。中野くん、お疲れさまでした。
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芸達者すぎる猫が披露したイリュージョンに「そっちかーい!」「お見事」 | TRILL【トリル】 (trilltrill.jp)
そう来たか!というカンジ(笑)
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