【「虎に翼」第6週 第29回 寅子にとって高等試験合格の景色は、想像と違って苦かった】
寅子と優三、もう、二人で息ぴったりの寄り添い感。花岡がいくら悔しがっても、これをひっくり返すことはできそうにもないですね。ただし、リアル三淵さんの結婚から先の軌跡を読むと、かなり切ない…ドラマも同じように描くのかどうか…
よねはあと一歩のところで…今日は折れていましたが、「法を生かして社会を変える」、この理想に関わる仕事に何とかしてついて行ってほしい、そう思います。
香淑が去り、涼子が去り、梅子が離脱、優三とよねはあと一歩、自分が高等試験に受かっても、寅子にとって新しいフェーズの景色は思いのほか苦いものになりました。去った者の思いまで背負う覚悟で、寅子は奮闘することと思います。
やがて来る、軍国日本が突き進んだ大間違いの膨張主義の果てにあった、報いとしての戦災による市民生活の壊滅…リアル三淵さんの弟さんの中にも戦死者が出ていますが、ドラマの弟、直明が、リアル三淵さんのたくさんの弟たちの誰に比定して描かれるかで、その運命も変わってきます。
梅子の寂しい花道…平岩さんお疲れさまでした。さすがの存在感でした。光三郎君を人の情がわかる、優しい子に育ててくださいね。あんがい、光三郎君がのちのち、庶民派弁護士になることで梅子の思いを回収するのかも。
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