【「ブギウギ」第22週 第102回 大野の人となりが明らかになって、いまだ癒えぬ戦争の影を痛感】
大野のテキパキとした働きぶりと生活のスキル、そして温かみのある人柄の奥底には、戦争で失った大きな喪失感があったんですね。ドラマの時間軸の1950年、まだまだ戦争の傷はしっかりは癒えていない当時の日本の空気をふっと感じた今日の展開でした。
あっしの母も東京大空襲をくぐってから地方に疎開、ってか転居せざるを得なかったクチで、東京大空襲の日、海軍軍人の妻であったあっしの母方の祖母は、その警報のすさまじさからこれはもう、ただでは済まないことになるととっさに判断、家族の人数分の布団を大急ぎで持ち出し、井戸水でざぶざぶに濡らしてめいめいかぶり、片手にあっしの母、もう片手に母の弟、叔父の手を引いて逃げたそうな…火の手から免れたころには、布団の表面が焦げてたそう…大野のようにつないだ手が離れて子供が行方知れずになった、なんてこと、やっぱり数多くあったんでしょうね。そういえば「カムカム」のジョーは、子供のほうが親とはぐれて空襲の中生き延びた方…
戦争の悲しみがいかに人の心に深い傷を作るか、折に触れ心にいくどでも想起していきたいものです。
タナケンのけが、エノケン氏の史実のあらましはこのあたりがスピーディーに把握できるか…ここからかなり辛い人生に向かって転がってく模様…劇中のタナケンも心配です。
「作品は面白くても本人は面白くない」喜劇王・エノケン、晩年の耐えがたき落日の日々、本当はさみしがり屋だった?(JBpress)|dメニューニュース(NTTドコモ) (docomo.ne.jp)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<うちのニャンコ>狙いをさだめて… 動くおもちゃに釘付けの保護猫「つくね」(sippo) - Yahoo!ニュース
多くの保護ネコに、こうした幸せが訪れますように…