【「ブギウギ」第16週 第76回 答えは自分で見つけるしかない ドラマの基底にあるテーマか】
小夜もこれで見納めか…さすがに渡米してしまえば、ドラマの最終局面での「祝祭的パーティー」にも出て来れそうにも…幸せで長生きしてほしい、サムがしっかり長生きしてサポートしてほしい、そう願うばかりです。
苦労人の小夜、結局自分で、生き方の答えを見出して見知らぬ国に踏み出していった…その決意はスズ子の配慮も軽く超えたスケールだったことに、ドラマの基底を流れるテーマを感じます。
スズ子も激動の昭和史の中で、その局面局面に合わせて生き方を自ら考え見出してきた、レビューガールから歌手へ、思うに任せぬ戦時体制の中では自前バンドと共に慰問にいそしみ、こんどは演劇…それぞれみな、「自ら考えて見出した」立ち位置だったし、今日のタナケンの言葉にも「自分で考えるしかないんです」があったし…
こうしたスズ子のその時々の決断に、羽鳥はじめ周囲の理解と良きアドバイスも加わって、彼女の人生ドラマは充実してきた、という事なんでしょう。
きょうのスズ子のパフォーマンス、趣里さん本人は「七光と言われえるのは絶対イヤ」な立場ですが、演技の絶妙な味わいや多彩な表情はお父さんから、そして歌の安定感や人を引き付ける歌唱の空気感はお母さんから、いいものを両手いっぱいに受け継いでいることがわかります。それにしても羽鳥、リアル服部作品、「ラッパと娘」ではスイング、「アイレ可愛や」では南洋エスニック、そして「コペカチータ」では、スペイン?メキシコ?ラテン「的」ノリ、つくづく、「日本風味を加えた疑似エキゾチック」を作らせたら右に出る者がない…共通するのは不思議な謎のスキャット、ここに歌い手や聞き手の感情移入できる余地があるのも大きな魅力でしょう。
いよいよ、愛助の御母堂が「条件付結婚」を認める気になった…運命は悲しいもので、次週予告動画には病院内での愛助の姿…次週は切ないです。
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キュンキュン来ます