皆さんは長い連休をどのように過ごしていますか?連休は、いつもよりゆっくり過ごしたり、寝貯めをしたり、長時間座っていることが多いですね。そんな時期には、体を痛める人が増えます。今回は連休後にギックリ腰になりやすい理由とその対策についてお伝えします。
ギックリ腰とは何か
ギックリ腰は、通称で腰回りが痛い状態を指します。正式な名称よりも通称で呼ばれることが多いです。
痛む部位は実はいくつかのパターンがあります。
- 腰椎の損傷
- 仙腸関節の炎症(捻挫)
- 腰部の筋肉の損傷と炎症
これら3つが主な痛みの原因です。筋肉の問題は比較的軽度ですが、腰椎や仙腸関節の損傷も同時に起こすことがあります。自己判断は難しく、画像診断でも見分けるのは簡単ではありません。
どのタイミングで起こるのか
三つの損傷の原因には、体の不適切な使い方、過度な負荷、同じ姿勢を長時間続けることが多く見られます。
特に冬は筋肉が寒さで固まりやすく、寒いからと静止してしまうことが痛みを引き起こしやすいです。
なる人とならない人の違いは何か
日常の動作で「立つ・歩く・座る・踏ん張る・重心移動」が問題の中心になります。
これらの動作を正しく、適度に行い、普段からよく歩くことが重要です。
痛めた人に聞いた Q. 前日までにどんな感じだった?
多くの人が、痛める数日前に長時間座っていたと回答しています。
車に長く座った、映画館に行った、美容室に行った、集中して作業をしていたなどです。
また、直前に足や腰が張るような感覚があったという人も少なくありません。
これは身体からの警告とも言えます。
休暇後にギックリ腰になる人が多いのは、普段と違う過ごし方が原因です。
ギックリ腰にならないためには?
ギックリ腰にならないためにはどうすればよいのでしょうか?それはよく歩くことです。しかし、新年会やGW、お盆、忘年会、大掃除などで避けられない動きが出てしまうこともあります。その場合は、体勢をよく変えたり、適度に歩いたり、体操をすることで、痛みを防ぐ確率を下げることができます。これからはそのように工夫してみてはいかがでしょうか?