側弯症は治らないと思い込んでいませんか? | 広島県福山市 和整体・整骨院【なごみ日和】

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一人一人に合ったオーダーメイド治療で心も身体も元気になるお手伝いをしています。
治療は完全予約制です。ご希望の方は084-954-1322までご予約をお願い致します。

今回は「側弯症は治らないと思い込んでいませんか?」というテーマでお話しします。

「側弯症(そくわんしょう)」とは背骨が左右に弯曲し、時には背骨自体がねじれる症状を指します。側弯症について詳しく知らない方も、この機会に是非、その原因や治療法について学んでみてください。

 

 

 

以下のような症状に悩んでいませんか? 

 

  • 昔より背中の曲がり角度がひどくなってきた
  • 子供が小学生で曲がってしまって将来が不安
  • 背中の左側が常に盛り上がって痛む
  • 歩き方がおかしいと言われ、気になる
  • 外科で腰を牽引されてから悪化した
  • このまま進行していくと不安でしかたない
  • 胸の高さで左右差がある

当院にも、このような症状で悩む方が多くおられます。側弯症で悩んでいるあなたに、次の質問をします。

  1. 側弯症で曲がっている状態を真っ直ぐにしてほしいと思っていますか?
  2. 側弯症で曲がっている状態でも、動ける身体、これ以上曲がらない身体になりたいですか?

1を求めてこの記事にたどり着いた方は、おそらく真っ直ぐになる方法をずっと探し続けるでしょう。しかし、実際には長年の習慣で曲がってしまった側弯症を、手術なしで真っ直ぐにする方法は残念ながら知りません。

でも、今からでも2の「側弯症がある状態でも動ける身体」を手に入れることは可能です。当院では、まずこのことを理解していただくことを重視しています。

 

 

側彎症の原因 

 

「なにか原因があって側弯症になりましたか?」という質問に対するほとんどの回答は、「何もしていないのに曲がってきた」です。しかし、何もしていなければ絶対に曲がりません、症状も出ません。この「何もしてない」は、あなたが無自覚で側弯症を作り出す習慣を理解できていないということを示しています。

側弯症の原因とは、交通事故レベルの衝撃がない限り存在しません。それはむしろ「日常生活で無意識に悪化させる要素の積み重ね」です。どこから考えるべきかというと、それは「人の成長段階」です。誰でも「首が座る」「寝返りを打つ」「ハイハイをする」「歩く」、この段階を無視して健康な身体を保つことは無理です。

 

側弯症を作り出すパターンは無数にあります。幼少期に身体を傾けて座ることが多かった、三角座りで後ろ重心で座ることが多かったなど、挙げ出すときりがありません。しかし、ポイントは「身体に無意識に傾きを作る環境があったか」です。これがほとんどの発生源となります。

イメージとしては植木や盆栽です。根本が曲がると、そのまま曲がった状態で伸びるわけではなく、重力に負けないように曲がりながらも上に伸びようとします。その結果、人間の身体の背骨の基盤となる骨盤が傾き、背骨が内臓を避けて身長を伸ばそうと上に伸びていきます。結果的に側弯症という形が作られます。

 

 

では、どう改善するのか? 

 

当院では側弯症をどう改善するのか?そのポイントについてお話しします。

 

まず、骨盤が1つ目のポイントになります。人の身体は骨盤で左右のバランスを取り動くきっかけを作ります。骨盤が土台となり背骨が安定し首も支えられます。

多くの側弯症でお悩みの方は首が上がらず、右斜め前にどんどん傾いていくのですが、そこで首だけマッサージして本当に良くなるのか?もちろん違いますよね?身体全体の連動、使い方を修正しない限り部位的な痛みも取ることなんてありえません。これらの意味でまずは骨盤の動きを施術で安定させることが大切です。しかし、これはスタート地点です。本当の意味で側弯症から卒業するにはここからが本題です。骨盤(関節全体)を動ける状態にする施術×日常生活で自分で治せる習慣を一緒に作るということ、ここが卒業への最短ルートです。

 

側弯症と歩きの関係性については、絶対に外せないポイントです。側弯症に限らず、治すための身体を作る上で大事なのが「連動した動き」です。自分の歴史を振り返るとこの連動をしています。それが子供(3歳から5歳頃)の頃にしている歩き方です。小さなお子さんが身近にいらっしゃる方は歩き姿を後ろから見てみて下さい。子供は大人と違って体全体をくねくねと捻りながら前に歩きます。この上下の連動した動きで肩関節、股関節、背骨全体で前に進む動作ができます。幼少期に腰が痛くなった、肩が凝って困っていた...そんなお子さんを見たことがありますか?おそらくないと思います。

答えはシンプルで常に身体全体を使っているから柔軟性に富んでいるからです。この動きはおいくつになってからでも取り戻せます。唯一デメリットを言うのであればやはり時間はかかります。勿論年齢を重ねるごとに動きが悪くなっていく関節は出てきます。そこで当院での施術を行い関節の動きを取り戻し、その状態を維持するための身体の使い方を身につけていきましょう。

 

 

おいくつになっても自分の身体の現状を見つめ直し、無意識にしてしまっている、壊す習慣を治す習慣に変えていくことが重要なのです。当院では側弯症でお困りの方でもずっと使える身体をお約束します。