ベートーベンは金稼ぎマシーンとして育てられました。

 

いきなりの過激発言www

 

 

 

 

現代では、音楽で自由に食っていきたい!っていう思いを抱いている人が

とくに、クラシックとロックの世界に多いですが、

 

 

ベートーベンやモーツアルトはその先駆け的存在で、

一定の就職先に仕えて音楽をやるというのではなく、

ほとんどがフリーランスとしてお仕事をしました。

 

 

 

逆に、他のそれ以前のひとたちは、

会社、、じゃなくて、

貴族とか王様のお屋敷に就職して、

 

ご主人様のために音楽をつくったり、

 

 

教会で音楽を担当していたりしました。

 

 

 

 

ま、それは、ベートーベンが大きくなってからのお話で、

 

彼の少年時代はまさに「金稼ぎ・音楽マシーン」そのものとして育てられました。

 

 

 

自由人だったベートーベンの意外すぎる過去を

てっていてきに解き明かします。

 

 

【金稼ぎマシーン2号】

 

 

マッシーンといっても、

有名な人のなかでは、ベートーベンは2号です。

 

 

では、1号はだれか?

 

 

モーツアルトなんですね~

 

 

 

 

 

どんだけ偉人を冒涜すんねんwww

 

 

って思ったけど、

恐れずに書いてしまうと、

 

 

 

 

まず、

ベートーベンのお父さんは歌手でしたが、

(宮廷歌手っていって、貴族に召し抱えられた合唱団の一員みたいなもの)

 

 

あんまりうまく才能を発揮できず、アルコール依存症に陥ります。

 

 

 

 

で、「もう働かずに飲みまくりたい!!」と。

 

 

 

そこで、彼は、とある光景を目にします。

 

 

 

”神童モーツァルト”の活躍です。

 

 

子供ながらに音楽家として大活躍し、

 

その音楽センスは計り知れない。

 

話題性も抜群!

 

神が人間に与えた音楽のプレゼントだ!と。

 

 

 

 

 

 

つまり、

 

 

要するに、

 

 

 

これは儲かるぞ!!

 

 

と思ったんですね。ww

 

 

 

 

ベートーベンのお父さんはこういうあたり、

案外ビジネスのセンスはあったのかもしれません。

 

そして、そこそこの音楽センスも持ち合わせていました。

 

 

 

お父さんは

ベートーベンに、モーツァルトのような神童として活躍するよう、

ビシバシ音楽の練習をさせます。

自分がアルコール飲むために!

 

 

めちゃくちゃスパルタだったのと、

アルコールを飲みながらだったので、

 

 

とにかく過酷な仕打ちを受けたそうです。

 

 

ベートーベンは40歳、50歳を過ぎたいい年になってもこのことを思い出し、

お父さんは怖かった、と語ったようです。

 

 

 

 

さらに、ベートーベンの耳が悪くなったのは、

 

「小さいときにお父さんが殴りすぎたから」

 

 

という説もあるそうです。

 

 

 

 

 

 

・・・

・・・でも、ベートーベンがその後活躍できたのは、

お父さんが徹底的にしごいたからだよね。

感謝しないとね!

 

 

って、

 

実はそうでもないんですww

 

 

 

 

ベートーベンはピアノの達人でした。

 

かなり稼げるくらいのスーパーマシーンでした。

 

 

でも、それ以上にかれの才能はあったがゆえに、

 

ベートーベンのお父さんの存在感をかき消してしまうほどに、

 

 

彼の音楽センスは大きくなっていきました。

 

 

 

 

 

面白くないのはお父さんです。

 

 

 

この人すごいです。

 

ベートーベンのような究極の音楽の達人の演奏をきいても、

 

 

「息子がこんな活躍するのは、なんかおもろない!!」

 

 

みたいにダダをこねます。

 

 

 

自分中心もここまでくると、もうなんというか・・・

 

 

 

 

お父さんはベートーベンがピアノを弾こうとすると、

 

殴ったり蹴ったり、それはもうひどい方法で邪魔をします。

 

 

 

 

ベートーベンもまだまだ幼いころですから、

どうにもできません。

 

 

 

しかたなく、

お父さんに怒られない

ヴァイオリンの練習を始めました。

 

 

 

そうすると、・・・

 

 

やっぱり、天才なんですね!

 

またしても、

 

絶大な人気を誇る演奏家として担ぎ上げられます。

 

 

 

 

お父さんとの関係にとにかく苦悩したベートーベン。

 

彼のそのマインドは、

 

実は、「とんでもなく巨大な苦難」として、

 

楽曲のなかで垣間見ることができます。

 

 

 

 

そして、

そんな彼の少年時代はたいして幸せにならずに終わります。

 

 

11歳で、

有名な音楽の先生に弟子入り

 

 

名声を高めて、

 

ついに生まれ故郷のボンという町から、

 

はるばるウィーンへと進出します。

 

16歳のときです。

 

 

 

ウィーンにはだれがいたかというと、

 

14歳上の先輩、

 

当時30歳近いモーツァルトおじさんでした。

 

(ちょうど、そのときが

「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」とか「ドン・ジョバンニ」とか、

交響曲39番、40番、41番を作っていた時期です。

 

一方のベートーベンは作曲に本格的に取り組んですらいませんでした。)

 

 

 

で、モーツァルトおじさん、

つまり、

 

あの

大天才モーツァルトです。

 

 

このときに、ベートーベンは弟子にしてもらう予定でしたが、

 

お母さんが急死したため、故郷にかえらざるを得なくなりました。

 

 

 

ほんの一時だけ、かれらは音楽について語り合っています。

 

 

 

 

ベートーベンはモーツァルトに自分の演奏を聴いてもらいました。

 

でも、モーツァルトおじさんのもとには

ヨーロッパ各地から、ベートーベンに匹敵するくらいのピアノ少年がやってきて、

演奏を聞かせてくるので、

 

はっきり言って

 

モーツァルトおじさん「もう、天才少年とか、ええわ!!ww」

って感じでした。

 

 

そんななか、ベートーベンは彼を訪ねます。

 

当然、モーツァルトは適当に相手をして追い返そうとします。

 

 

 

あ、この人は一筋縄じゃいかないとおもったベートーベン。

とっさに思いつきます。

 

ベートーベン「モーツァルトさん!なにかメロディをください!!この場ですぐに、そのメロディをアレンジして、1つの曲に仕上げて見せます」

 

 

この変わった提案にモーツァルトはのります。

 

そして、とあるメロディを口ずさんで、奥の部屋へひきこもってしまいました。

 

どうせ無理だろうと・・・

 

 

しかし、

ピアノ部屋にのこったベートーベンはすぐに1曲を即興演奏し、

美しく楽しい音楽を奏でます。

 

 

 

モーツァルトはあまりの音楽のすばらしさに、ついに

部屋からでてベートーベンを丁重にもてなしたそうです。

 

 

短い時間でしたが、

いろんなことを語り合ったのでしょう。

 

 

最後にベートーベンが帰ってから、

モーツァルトは親しい人たちにこう評しました。

 

 

モーツァルトおじさん「ベートーベンか・・・。

あいつは俺以来の天才やで!!」

 

 

 

 

こののち、

 

ベートーベンは病状の悪化した母親をお見舞いするために故郷に帰ります。

ボンという町で、いまのドイツにあります。

 

 

 

そして、

 

このボンで才能を枯らして生きていくしか道はありませんでした。

 

 

たしかに、ボンはかなりの文化都市でしたが、

どうしてもヨーロッパ一の音楽都市ウィーンには及ばない。

 

やはりただの地方都市です。

 

 

 

 

 

もうこのまま、終わるのかもしれない。

 

ベートーベンとしては、

 

それでよかったと思います。

 

 

演奏家として生きているし、

なんだかんだ生まれ故郷で楽しいし

 

 

まだ耳も聞こえているし、

父親からも独立したし、

ファンもいる。

 

 

 

かなりの幸せものです。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、

 

運命は、彼をそのままにはしておきませんでした。

 

 

 

当時、ウィーンでは

 

モーツァルトとともにハイドンという作曲家が

 

大人気でした。

 

 

 

そのハイドンがヨーロッパツアーみたいなことをして、

ロンドンに向かいました。

 

 

で、その帰り道、

 

たまたまある都市に寄ったんですね、

 

 

 

それが、

 

 

なんと、ボンだったんです。

 

 

 

 

で、その噂をきいた音楽好きの青年ベートーベン。

 

ハイドンに音楽を教えてもらいたいとお願いをしに行きます。

 

 

 

 

そしたら、

ハイドン「YOU、きちゃいなよ!」

 

 

かるっwww

(じっさいはごちゃごちゃありました。)

 

 

 

 

 

 

これによって、

 

 

ベートーベンは音楽の最高峰ウィーンに進出を果たすことになります、

 

 

そして、この地で、

 

 

長い長い戦い、

 

何度も大失恋をし・・・

 

3つ以上の持病に・・・

 

2回死にかけて・・・

 

 

それでも、

栄光をつかむ!

 

 

運命との闘いを繰り広げることになるのです。