先日はJEUGIAカルチャーセンターでのパステルアート講座でした。
最近はちょっと忙しかったので、講座用の見本をきちんと作ることができませんでした。
なので、前日までに、とりあえず(笑)さくっと描いたラフ画のようなものをもっていきました。
一緒に受講生の方と描きながら、私も初めてちゃんと完成させました。
ちゃんとした見本がないので、「適当な感じで描いていいですよ」と私が言うと
思った通り「えぇ??」と言われました(^^;)
適当に、というのは意外とハードル高いような気がするんですよね。
自分のセンスや技術に丸投げされるから(笑)
でも、それでも、皆さん、とてもいい絵が描けました。
ちゃんとした見本がなくて、自分でイメージを膨らませながら、色を選んで描く。
これもまたパステル和アートの良さです。
出来上がったのをお互いに見て
見本とはちょっと違うけど、これはこれでいいよね、と思えたり
ちょっと失敗したけど、ま、いいか、と思えたり
失敗もまた味わいのうち、と思えたり、
次に描くときは、もっと自分で満足いくように描こうと思えたり
自分と違った感じで描いた他の方の絵も、いいな~と思えたり
そんなこんながそれがパステルアートの良さ。
「適当」はイイ加減ではなく、良い加減。
余白を残して、余裕を感じるのが「良い加減」
そこには、人や自分の失敗や未熟さも、これでいいや、と思える余裕があると思うのです。
左は、協会のモチーフ「夜桜」
春になると描きたくなります。
右が今回の適当モチーフ(笑)
タケノコの里を描いてみました。
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