こんばんは。
作業所の王であるA型作業員です。
今日は朝から
ホテルでベッドメイキングでした。
相変わらず
経験者だから、私たちは、お前らより仕事が出来る
私たちがいるから、この施設外は成り立っているんだ
とでも、言いたげな顔で
連れ子3人元ヤンシングルマザーと
調子にのってる50代のおっさんの2人が
肩で風切って
ベッドメイキングを行っていました。
「自己肯定感、たけぇなぁ^^;」
彼らを見てると、最近はやりの悪口が
頭をよぎりました。
この悪口、よく聞くようになったと思いません?
ようは、「調子乗ってるナルシストだ」っていうスラングなんですが
以前は、こんな、自己肯定感がどうたら、なんて悪口は
無かった気がします。
芸能人の有吉さんから始まった、悪口文化も
どんどん新しい領域を開拓してるんですね。
ただ、なんか引っかかるものがあったので
シーツを張りながら
それについて、深く考えてみました。
「自己肯定感が高い」っていうのは
本当に、悪いことなのか?と。
逆に、世間が良しとしている、自己肯定感が低い人って
「私なんかが・・」とか
「私は、どうせ・・」とか常に思ってる人ってことですよね?
そんなふうに生きてたら
うつ病とか、いろいろな精神病に
なっちゃうと思うんですよね。
だから、人間っていうのは
自己肯定感が高い
自分の価値を、最大限に理解して自負している
ちょっと調子乗っててイタイくらいが
メンタル的には健康的で、長生きできる
てことになるんじゃないでしょうか?
そう考えると
連れ子3人元ヤンシングルマザーや
調子のってる経験者のおっさんが
どんなに自己肯定感高くても
それが低いよりは、マシという結論になり
今後、彼らを、許していくことにしました。
「今朝も地下鉄で、誰にも道譲らんかったわ。
みんなワシのガタイの良さを見て、避けて通っていきよるわ。ガハハハ^^」
終わりがけ
徳島から来た、問題児のおじさんが
また上機嫌で、フゴフゴいっていました。
ほんと、このおっさんだけは
自己肯定感が高くても、ロクなもんじゃない。
うつ病とかじゃなくて、もっとなんか人類が遭遇したことがない未知の病気とかになればいいのに・・・。
そんなことを考えながら
僕は15時まで、シーツを張り続けました。