特殊な思い出 | 片側顔面痙攣ぢるのブログ

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片側顔面痙攣
~5,550キロ離れた
南の島から海を渡って
手術を受けてきました。

本日2本目の投稿。

もともとこっちを載せたかったってのがありまして・・。

 

 

1994年4月26日

29年前のこの日、

中華航空140便の墜落事故が起こりました。

 

 

 

 

 

私は現在住んでいるこの島に腰を据えるまで

日本では舞台照明のお仕事をしておりまして・・・

 

 

 

 

 

29年前のこの事故の翌日、

某テレビ局の照明部から

私が当時所属していた会社に

珍しく急な人手の依頼が入ったため

たまたま暇をしていた私が行くことになったのですが

行ってみると、

局内が異常なあわただしさだったのを今でも覚えています。

 

頼まれた仕事の内容は地方番組内で使うCM撮りだったため

本来なら外注するほど人手を必要とするものではないのですが、

前日の墜落事故が夜だったこともあり

局内の照明部のほとんどのスタッフが

事故現場に行っており、

徹夜で疲労困憊だったのと

それ以上に、

事故直後の

あまりにもショッキングな場面を直視したことにより

メンタル面での影響もあって

気持ちを切り替えてまともに

仕事ができる状態ではないスタッフのための

私は代わりの要員であることを後から知ったのでした。

 

事故現場から戻ってきた知り合いに

どう?なんて聞いても

あーで、こーで、なんて話す人は誰もいませんでした。

 

 

みんな首を横に振り、無言状態

そして溜息の繰り返しだった・・・

 

 

 

昨日ニュースで

生き残った当時3歳児の29年という記事を読みました

 

あれから29年も経ったんだ・・・

 

 

 

年を取るといろいろ思い出話も多くなるけど

中でもこれはちょっと特殊な思い出

 

亡くなった方のご冥福を祈るとともに

生き残った方々がこれからも幸せでありますように

そして2度とこのような事故が起こることがありませんように