年末!

どういう用事であれ、人が家に来てくれると、家が奇麗になります。 きっと、これは法則。

来年は、もっと人を呼べる家に出来たらいいな(野望)。

年末年始ということで、子供達と百人一首を憶えようとしてます。(笑)。

ここ数年、この時期にこういうことをしてるので、馴染みつつある百人一首。

色んな方が色々な歌を詠まれてますが、私はやはり、季節や自然を詠んだものが好きですね。

人の心の移ろいを詠んだりしたのはどうも苦手。 なんか、濃過ぎる、私には。

侘び寂び関連の心情を歌ったものは、歳取ったらそうなんだろうなあ。。。。と、しんみりしたりします。

で、一日の用事が終わり、さてさてと横になって、おもむろに読んでる「うる星やつら」の1巻。

2巻以降を先に読んじゃったんで、今更1巻?って感じで大して期待せずに読んだら、面白い!

これがデビュー作だなんて凄いなあ。

特に、私を驚かせたのは、「諸星あたるの母」の実力。

あの母は、あんな滅茶苦茶な息子を、その性格も人間性も総て包含して「かわいい」と大切に思っています。

チェリーが作ったお饅頭を食べ、その他の偶然も作用して、あたるは内面が2つに分離しそれぞれが別のあたるとしてふたりのあたるに分かれてしまいます。 

ひとりは、真人間のあたる。もう一方は、いい加減さ、お気楽さのみで出来上がったあたる。

真人間のあたるは、しのぶと気が合い、
「今後は勉学にいそしみ、良い大学に入って立派な社会人になり、きみと結婚するんだ」
と言います。しのぶは、「こっちがホンモノのあたるくんよ」と。

いい加減なあたるは、ラムちゃんと気が合い、「いっしょに人生をエンジョイしようぜ」
ラムちゃんは「こっちがホンモノだっちゃ!」と。

その上、いい加減なあたるは、
「つごうよく ふたつに分かれたんだからよー、こっちでせこい生活送るより、ラムの星で一生オモシロ可笑しく暮らした方がいいや」
と、出て行こうとします。

真人間のあたるは、
「おかあさまには、僕がいます。そんなアホはよそにやって、清く正しく生きていきましょうよ」と。


あたるのお母さんは、「あの子を元に戻して」とチェリーに言います。 

ちょうど帰宅したお父さんは、「あのまま放っとけば、出来のいい方が手許に残ったのに。。。」

お母さんは、言います。

「なにいってるの、どんなにアホでも もとのあたるが 一番かわいいのよ」

凄いなあ。。。 なんかわかる。 母ってそういうものなのかもね。 と思いました。

高橋留美子さんは、ギャグマンガでそういうことをさらっと書けるから、他の路線の違う作品のクオリティーも高いんだろうなって、ちょっと思いましたよ。