☆ 情熱リーダーズ ☆
名越雅善が、あらゆる業界のリーダー達に対面インタビューするドキュメンタリー。仕事・人生をどのように開拓し、問題を解決してきたのか等、生の声で「直感」した、その「想い」を発信するブログニュース。
今回は、三興タクシー 金谷明克 常務理事。
福岡城西ロータリークラブにも所属されています。
「どうしてこんなに、周りの人々を思いやり、気遣い、楽しませ、謙虚で、笑顔が素敵なんだろう?」…2年前、モチアップ早朝勉強会のパーティで初めてお会いして以来、そのお人柄に惹かれ、私は金谷さんの大ファンです。
[金谷さんのご家族]
奥様、26歳の長男、22歳の次男、12歳の長女、現在は福岡に単身赴任。
[金谷さんの人生]
昭和36年北九州市に生まれ、幼少期は大分市、小学校1年生の時に長崎県佐世保市に引越し、明るくサービス精神旺盛な少年で、当時から人気者だったそうです。
福岡大学を卒業し、地元信用金庫に入社(営業成績はトップ)、27歳で結婚、肝臓の病気で100日間入院され、病床でじっくり人生について考え、人に夢を与える仕事がしたいと、29歳の時、その後オープンするハウステンボスに転職されます。13年間、殆どの部署に配属され、経験を積み、毎日が充実して楽しかったと、良い思い出を振り返られます。
HISに経営が変わるタイミングで退社、7年前から現在の三興タクシーの常務理事に就任されました。その当時、タクシー会社のドライバーのモチベーションや仕事への意識、現場に積年、根をはっている複雑な問題が絡む厳しい現実に直面し、長年サービス業に携わってきた経験を活かしながらも、改善の為の努力に暫く汗を流されました。
…実は、43~45歳の時、一時的にハウステンボスから離れ、学校法人に勤めた事があり、環境の大きな変化から精神的に大きなスランプになり、生きて行けないほど深刻な状態に落ち込んでいたそうです。
その金谷さんを救ったのが、人生の師と仰ぐ、和尚さんとの出会い。その方からの教えで「自分が幸せになる、人を幸せにする」という言葉の意味を深く心に染み込ませて、立ち直ることができたと、辛かった当時を笑顔で語られます。
金谷さんの人に対する「優しさ」は、過去の躓き、救われた感謝の想い、挑戦し得られた幸福感など、この人生経験から生まれているものなんだと、深く感動しました。
机の周りや鞄には、ご自身が書かれた「謙虚かつ熱い、心の言葉」がいっぱいです。
[仕事への想い]
名刺の裏の言葉「あたりまえ」、これは金谷さん自身が2ヶ月間、考え抜いた言葉だそうです。「あたりまえ」を継続し、積み重ねる尊さ、素晴らしいですね。
[感謝]
取材後、三興タクシーさんの近くのお店、テキサス風メキシコ料理のCHILI DININGで、ランチご馳走になりました。
明るく楽しい、そして「優しい」金谷さんとの素晴らしき出会いに、心より感謝もうすぐハ◯゛ます!