その日は朝から暑い朝でした、いつもの散歩コースで草に覆われた河川敷でした
ナギが突然いつもとは違う川沿いの方へ行きました、すると前に大きな犬がいます
始めてみる子で近くに飼い主さんも見当たらず、ナギはどんどん近くにいってしまうし
近寄って見て初めて大変だってことがわかりました。
コナツは安物の汚いリードを引きずって、目はうつろで、ガリガリに痩せ細っていました、お友達の飼い主さんに聞くと、「もう一週間ぐらいうろついているよ危ないから近よらないほうがいい」って忠告されました。
父は「あのままでは死んでしまう」リードをつかみました、最初から何の抵抗も無く
ナギとも問題はありませんでした、一安心で帰路に着きました。
家に帰ると問題発生です、母は「こんな大きい犬怖くて近寄れない」。ダメだしでした
多摩川に返すわけにも行かず、しばらくは様子を見ることにして、母を説得し
父の一階の工場がコナツの家になりました。
すりと翌日母は、あまりの汚さにたまらなくなったのか、父が外出している間に
コナツをシャンプーしていました、理由はこんな汚いのは置いて置けないとのことでした、コナツは晴れて我が家の一員になった瞬間でした。
コナツを保護したとき、汚いリードでしたが首輪は、細いロープを二重にしてあって
首が絞まり過ぎないようにコブが作ってありました、どうみても素人が作ったく首輪
には思えませんでした、父はその時もしかするとブリーダーの放棄犬かと思いました
アジアンのミッキーさんに見てもらって秋田犬だと言われ確信しました。
コナツお前は正真正銘の秋田犬なんだって。