大学院であまり昔の事を考えないようにして過ごした。

あっという間に7月になっていた。


ある日メールの着信音が鳴った。


発信元は「林さん」だ。


『ナギタちゃん、元気?今度○○(私の住んでいる街)に出張なんだよ。会えるかな?』


林さんとは、私が○○のクラブで働いていた時に飲みに来られた東京のお客様だ。

東京へ行ってからはブログに書いてないものの、銀座や赤坂へ連れて行ってもらったりお世話になった。

銀座や赤坂のクラブに私を売り込んでもくれた(私が自信が出ずに結局働くことはなかったけど)。


『林さん、お久しぶりです。東京ではお世話になりました。はい!是非○○でお会いしましょう!』


と私は返信した。


そして林さんは○○へいらっしゃり、私がアルバイトで勤めているクラブに同伴してくださった。

オープンラストでブランデーと焼酎を入れてくださった。


お店が終わり、

林さん「ナギタが昔働いていた店に飲みに行かない?」

と言われた。

私はそれに従った。