◆VS社長
「来る者拒まず 去る者追わず」をかかげるわりに、なぎが辞めますといって「わかった」のあとは色々な形で微妙に引き留められぎみ。
ようは辞める日付が決まってない。

後釜が入ったけどPC知識皆無、かつ週1回くるかこないかよくわからないシフト体制に加え自給も決まってないらしい、っていうか入ったのはバイト。

シフト体制について言えば「俺がいる日か、またはこれそうな日」って社長は言ってたけど、まず「俺がいる日」っていうのがわからない。
君がいてどうするの誰と仕事するの ペアならいいよ構わないけど ほとんど外出してていないあたなとどうやって仕事するのか教えてkwsk

そしてバイト本人に確認したが「これそうな日」についてだがだいぶ出社日数を増やしたいらしい。これるなら毎日でも来たい。
バイト本人はこういってるが実際出社してるリズムは週1回あるかないかである。どういうことかというと、聞くところによるとメインとして出社するのは「4月から」というように言われてるらしい。まだ1ヶ月以上もある。PCの電源の入れ方すら怪しいのに最初の出社に間があるのってどうなの。次きたら忘れてるよ?電源の入れ方。

そこにくっつけて言えば「自給が決定していない」についてである。
くるかこないかわからない、育たない、戦力にならない、毎回来るたびに教えてるようじゃ自給が発生している意識がなくなる。
自分がこうして教わってる間にもお金がかかっているんだと思ってもらいたい。
こちらも知りたいそこは。
こいつに裂いてる時間はこれだけの費用が発生しているんだと。

もっといえば「後釜」という点についてだがホームページを作るのを覚えるのは正直時間が足りないと思う。なぎが入社したときは「作れるようになりたい!」という意思があってこそだった。
教えてくれた先輩の教え方もあってか覚えること自体は早かった。
だが新人にはまずPCというものを教えないといけない。
だがいつくるかわからない。
当日始業時間になって「あぁ今日休みなの」となる。
連絡先もわからない、聞くものなら「聞いておくー」となるうちの社長。
お前が連絡取りたいだけじゃないのかと皆が思ってるのも事実。
ホームページが作りたくてきたわけじゃない人に、言い方は悪いが教えるのは正直時間もモチベもかかる。

加えてこれに「4月からメインとして」だが、なぎがそこまで残るつもりがないので誰が教えるんだい?と思う。
ちなみに現状社員のように週5体制でデスクに座り対応できるのはなぎだけである。
ようは引継ぎが始まらない。
引き継ごうにも知識がない
知識をつけるにも時間が足りない。
辞めてしまうのでもはやなぎには関係ないとつっぱねたい、っていうかそうする予定である。
知らんわ。

社長がこの新人と一緒に仕事をしたいのか、ただの個人的な感情なのかはしらない。
だが先ほど電話があったのでなぎが取り、新人にかわってほしいと言われたので変わってあげた。
電話がおわり、30分ほどしてなにも話がこなかったのでそれとなく聞いてみたところ
「今日は一日外出してあんまりいないそうです」
なぎが細かすぎるんだろうか。
電話が終わって30分なぜこの報告がなかったのか、さらに最初なぎが電話とったときに少し話したのになぜその話がなかったのか、そしてそれをバイトに報告してどうするんだろうか、このバイトの新人はあと5時間ほどしたら帰ってしまうのに。
自分が誰と仕事をしているのかがわからなくなる出来事でした。




◆VS経理
給料の計算をほぼ自分でやってるという現状
お前なんのためにいるんだい?
そもそも売り上げ計算をして、給料に反映させる作業が自分ってどういうことなん?
経理が確認してくれればいいのに、自分で確認して計算して報告してってどゆこと?
なにがいくら入金あったのを知ってるのはお前だろうに 意味わからんわ。
これについて一度バトったことがあったけど「色々文句を言いたい年頃」の一言で一掃
散々もめたけど進展することはありませんでした。

ここに書いている以上文句を言っているのは認めよう。




◆VS部長
部長といっても役職がそれなだけでなぎの直接の上司ではありません
部長は不動産なので部署というかそもそもの会社が違う。
代表が同じなので当たり前のように顔を合わせるわけだがもちろんここでも意見は食い違う

50を過ぎたおじさんなので(この人こそ本当に)文句を言いたくなる年頃なのである。
バイトが今なんの仕事をしているのかを常々聞いてくる。
君に話してもわからないだろうホームページのことなんて。
むしろ自分の不動産の事だけ考えていてほしいところである。

なにをしているのか知りたがるくせに、話すとちゃんと使ってやれと言う。
使ってやりたいが教える時間がないのだ、なぎにもなぎの仕事がある。
もちろん教えるのも仕事だが、基礎がないので教えても眠くなるだけだ。

そして逆に使おうとすると「いつ出社するかわからねーんだから戦力としてカウントするな」という。
出社している以上戦力であろうがなかろうが「仕事」を与えないことには自給という損失が発生する。
出社してやることがなくて、ぼけっとして時間がすぎていくのなら仕事を渡したい。
だが渡すには覚えてほしい、覚えるためには出社してほしい、出社してほしいけどいつくるのか不確定。
仕事をなんであれ渡せばそれは経験というものになるので「損失」ではなくなるのに。
出社する以上は戦力としてカウントするしないで衝突している毎日である。




◆VS社長&部長
最近はこのセットとも衝突することがある
ようはお客様の言うことが全てと思っているか思っていないかである。
ことの発端はホームページ更新作業について。

とある治療院が「治療効果が感じられなかったら返金する」のをホームページに載せてほしいという注文を投げかけてきた。

実際それをしている他の治療院はたくさんある。
そのほとんどは会社案内だったり、料金表ページに掲載されていて目立たせるものではない。
ヤブっぽく見えてしまうからであると師匠から聞いていたのでやめた方がいいと知っていた。

だが今回先方はそれをトップページに載せてほしいと言い出した。
もちろんなぎは師匠の教えどおり「それはトップに載せないほうがいい」と反発し説明
だが社長&部長は「それを決めるのはお前じゃないお客さんが望むことに応えてやるのが仕事」となぎと衝突
言ってることは間違っていないが、デザインに関していうのならそれは20点である。

素人目線からの注文を正して導いてあげるのがプロである以上、間違ったことは正してあげる必要がある。
たとえそれがお客様が望んだことでも。
プロとしてそれは違うといえないのであれば、それはもはや脳みそがない人形と同じ。
言うことを聞いてるだけで仕事になるなら「提案」なんていらないのだ。
そしてそれはもはや「デザイン」ではない。
望むことに応えてあげながらも「こうしたほうがいい」や、「社内で話し合った結果これが最善」というように10注文してきたら4程度くんであげるだけでいい。最低でも6はデザイナーとして導いてあげる必要があるらしい。
なぎもそう思う。

だが今回「返金する」ということに関してはトップページへの掲載、さらにバナーによる協調をされた。
望むことを100%答えた結果である。


こういうことを続けて2年
たとえ会社命令であっても、これが仕事!として意識してきた以上反発を続けてきた
だがそれは毎度この一言で一掃されてしまう
ゆえになぎは、過去一度も自分のデザインを人に見せたことがない。

なぎはこんなホームページを作ったんだ!ということも
なぎはこんなホームページをデザインしたんだ!とも
一度であっても言ったことはない。

もちろんなぎのデザイン力なんて毛が生えた程度なのは理解している
業界でいったらLv2(MAX100)程度だろう
特別そういった環境でデザインを学んだわけでもないのでなぎのデザインには裏付けがないのだ。
だがそれでも自分の自信、または第三者の意見として見せてみたい。

ということで先日とある友達(デザイン関係じゃない人)に2ヵ所見せてみた。
はじめての体験である。
もちろん結果は「見にくい」である。

「そうだよね」と思った瞬間である。

それでも誰かに見てもらってきたほうがよかったのかもしれない。
でも「作品」として人に見せられる自信もなかった
自分のやってる仕事である以上やはり「すごい!」と言われたい。


話はだいぶそれてしまったが、自分というものを失いそうな毎日である。