「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」の
第1話を番宣番組みたいだと書いたが
本当の1話は、今回の2話だった。
1話はエピソード0なのだ。
前回は、一人一人関係性の見えなかった登場人物たちが
次々と繋がっていき、楽しくなってきた。
そして、久部(菅田将暉)は
ストリップ劇場で演劇をすると言い出す。
彼の言うようにこの時代、小劇場ブームが
バブルと共に巻き起こっていく。
その中心にいたのが、夢の遊眠社、第三舞台で
その第三舞台の看板女優・長野里美がここに居て
尚且つ、久部を否定するのだ。
正にこの1984年、小劇場ブームのど真ん中にいた長野里美が
演劇を否定するというのがなんとも面白い。
彼らがいったい、どんな芝居をするのか
楽しみになってきた。