9/8に放送していた「105人の脚本家が選んだ
【TBSドラマ 最強の最終回ランキング】」の
ラストの方だけチラっと見ました。
1位は「高校教師」だった。
「高校教師」は1993年のドラマ。
その頃、テレビを見ていた人たちが
脚本家になっているということかな。
あの頃って、野島伸司の黄金期で
次々とヒット作を出していた。
野島伸司は、社会的タブーを取り込んで
話題作りするのが上手い脚本家というイメージだ。
それが時代とリンクしたことで
ヒットを連発することが出来た。
ちょうど、バブルのチャラけた世の中からの反動で
社会の歪みを描く作品が求められてきた時代だった。
上手いこと時代に乗ったのだ。
コンプライアンスの厳しい世の中だったら
出てこれなかった人だね。
キャストは当初
山下真司と観月ありさの予定だったが
二人に断られて真田広之と桜井幸子になった。
でも結果的にそれで良かったと思う。
そして必ず、話題となるラストシーンだけど
後のインタビューで真田広之は
「死んでると思って演技していた」と語っていた。
本人が死んでると言うなら、死んでるが正解なんだと思う。