地上波やBSのサブチャンネルは
デジタル放送の帯域を分割して
複数の番組を同時に放送する仕組みです。

1番組に使用しているデジタル放送の帯域を
分割しているため

どうしても画質が低下してしまうのだが
スポーツ中継の延長や、災害時の特別番組など
限られた電波資源を効率的に使うとても便利な機能なのだ。

そもそもは日本で生まれた規格だ。
しかし、優れた規格であるにも関わらず
南米、アジアの一部でしか使用されていない。

…というのも、日本が開発・普及させようとした時期には
すでにヨーロッパや北米では

それぞれの規格が地デジの主流となってた。


既存のインフラを大きく変えるには

莫大なコストがかかるため
せっかくの優れた技術も

世界的に広く普及するには至らなかったのだ。

いかにも日本らしい残念な話だ。