日本人俳優は海外の俳優に比べて
演技が下手だという人がいます。
 

が、果たしてそうだろうか…と僕は思う。

そもそも日本人は無表情民族なのです。

日常で、いい大人が怒鳴り散らしてたり
泣きわめいている場面に
ほとんど出会うことはなんかない。

 

物静かな国民性なのだ。

電車でもみんな静かにスマホとか見てたりする。

海外とは大違い。


簡単にいうと…
感情を前面に出せば演技が美味いように見えるのだ。

涙を流しながら喚いたら感情が乗ってるように見える。


でも、リアルな日本人を演じようとすればするほど
感情は表に出さなくなる。
 

出来ないとやらないは意味が違う。



これは声優にも言える。

声優ファンは、役者が声優をすると下手だと言うのだが
いわゆる声優といわれる人達の演技は過剰なのだ。

それがいいとか悪いとかではない。
独特の発声で、抑揚をつけた演技が
正しいと思って彼らは演じている。

リアルな演技をする役者とは求められきたものが違う。
どっちが上手いとか下手とかではないのだ。