前回の続きになります。

前回、昔は昼夜休みなく番組を作っていたと書いた。
そんな時間を掛けて作り込んでいた番組の一つに
「めちゃイケ」がある。

毎週、定番のコーナーをやるというスタイルではなく
常に新しい企画に挑戦するスタイル。

タレントもスタッフも心身を削って
作っていた番組である。

そんな「めちゃイケ」が終わったのが2018年。
ちょうど働き方改革の成立と入れ替わるように
番組は終了している。


作り込んだ番組に対抗する手段して
一番安易で、かつ難しいのがキャスティングである。

豪華なキャスティングや
今まで見たことないようなキャスティングで
話題性を煽る番組作り。

中居正広問題に関わったフジ社員が
人気タレントとのパイプを元にのし上がっていったのは
番組の作り方が変わったことも影響しているのかもしれない。


局の上層部もスポンサーも数字でしか見ていない。

番組の質より、話題性があって視聴率が取れることを
重要視してきた。

結果として、大物タレントを起用出来る

パイプが評価されてしまう。

これはもちろんフジテレビに限らずである。