ひと昔前のアナウンサーといえば
人気が出るとフリーになる…という流れだった。
しかし、今はそうではない。
フリーアナは飽和状態。
局アナも居場所が無くなって、仕方なく辞めるのだ。
アナウンサーの仕事といえばこんな感じだ。
①ニュースを読む
②番組の司会進行をする
③スポーツの実況をする
司会進行をアナウンサーがする番組は
かなり減ってきている。
せいぜい、アシスタント的な立場で
MCの横にいるくらいだ。
スポーツ実況は、技術職という感じだが
全てのアナウンサーが出来るわけではない。
そうなると残るのは
ニュースを読むことくらい…。
しかし、ニュース番組なんて
数が限られているので
そこに選ばれるアナウンサーにも限界がある。
結局、居場所がなくなって
部署移動を受け入れるか
退社してフリーアナとか、他業種に転職するとかになる。
…とはいえ前述の通り、現在は
フリーアナウンサーは溢れかえっていて
アナウンサーとしての仕事が貰える人はごくわずか。
ほとんどがテレビタレントと変わらないことを求められる。
一流大学を出て、何千倍という倍率を勝ち抜いて
キー局のアナウンサーになったにも関わらず
数年後には、まともに高卒すら行ってないタレントと
並べられる…。
アナウンサーって、報われない仕事だなぁ…と思う。
そもそも何千倍の倍率を勝ち抜ける優秀な人たちなので
そのキャリアを生かして
他業種に転職するのも理解出来る。