現在、テレビドラマ界をけん引している2人。
野木亜紀子とバカリズム。
この二人の共通点といえば、日本映画学校です。
しかも、野木亜紀子は1974年生まれで
バカリズムは1975年生まれなので
1歳違いなのである。
日本映画学校は1学年100人くらいだが
その中に将来ドラマ界をけん引する二人が
ある時期、同時に在学していたことになる。
共通しているのは二人とも
脚本家を目指していたワケではないことだ。
野木亜紀子は、映画監督を志して日本映画学校に入学した。
卒業後はドキュメンタリー制作会社に就職するも
現場に向いていないことに気付き退社。
それでも映像に関わる仕事がしたいと
脚本家を志すようになる。
フジテレビヤングシナリオ大賞に6年にわたって応募を続け
36歳の時にドラマデビューすることが出来た。
一方、バカリズムはお笑い芸人を志して
事務所の先輩でもあるウッチャンナンチャンの
出身校だった日本映画学校に入学した。
卒業後はお笑い芸人として売れない日々。
2006年のR-1の決勝に初めて残れたのは
31歳の時だった。
そして、2012年の「世にも奇妙な物語」で
ドラマの脚本家デビューをするのだが
このとき37歳だった。
つまり、二人とも脚本家となったのは
30代半ばだったのだ。
同時期に同じ空間に居たことは
本人たちもかなり後で知ったとは思う。
いつか、この二人の対談を聞きたい。