金曜ロードショーで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の
3作が放送される。
もう何度も見てるけど、何度も見てしまう…。
今年は1作目から40年の年だ。
主人公のマーティは、「2」で
30年後の2015年にタイムスリップするのだが
現在は更に10年後の未来の世界ということになる。
「1」の公開当時、僕は中学生だった。
初めて見た時のワクワク感は今も覚えている。
映像では今の技術にはとうてい敵わないが
圧倒的に脚本が素晴らしい。
いろんな仕掛けが散りばめられている。
「1」の後半、マーティがダンスパーティで
ギターを弾くシーンがある。
この時、弾いてたいた曲は「ジョニー・B.グッド」。
チャック・ベリーの楽曲で
1958年にリリースされた曲である。
つまりこの時、マーティは1955年の世界にいるので
その3年後にリリースされることになる。
舞台袖にいたギタリストが
演奏中に電話を掛けてこの曲を聞かせているのだが
この電話の相手こそ、チャック・ベリーなのである。
チャック・ベリーは、マーティの演奏を聴いて
「ジョニー・B.グッド」を書いた
…というタイムパラドックスになっている。
こんな遊び心もこの映画の楽しみの一つだ。