まずは、国民民主党が推し進める「年収103万円の壁」。
これについて、財源がどうとか否定的なことを
言ってる連中がいるが、そういう問題ではない。
103万円という控除額は1995年に決まった額で
それ以前はその時々で改定されていた。
にも関わらず、失われた30年をいい事に
29年間も放置していたのだ。
ここ数年の物価上昇で
103万円の価格が変わるのは当たり前。
例えば、1995年の少年ジャンプは190円だったが
現在は300円だ。
1.57倍も上がっている。
つまり、ジャンプの価格だけで考えても
103万円は161万円になって当然なのだ。
財源がどうとかじゃなくて
そもそも今までが楽をし過ぎてたのだ。
更に問題は106万円の話だ。
厚労省は「106万円の壁」をなくそうとしている。
「106万円の壁」とは、社会保険に加入する年収要件だ。
会社員・公務員などの配偶者である
第3号被保険者は、給与が106万円未満の場合
社会保険料が控除されるという制度だが
106万円の壁をなくすということは
この控除をなくすという意味だ。
つまり今まで払わなくてよかった社会保険料を
払うことになる。
103万円の話で盛り上がってる裏で
厚労省はコソコソと進めているのだ。
これってテレビはちゃんと伝えているのだろうか…。
もっと批判されるべきことなんだけど。
(テレビを見ている高齢世代には関係ないことだからか)
なぜ、日本経済を悪くすることばかりするのか。
官僚って日本を悪い方向にしか導かないよ。