Netflixドラマ「極悪女王」。

唐田えりかの長与千種は、期待以上に良かった。
元々身長がある上に10キロ増量したことで
すっかり長与千種になっていた。

「極悪女王」はダンプ松本の物語だが
輝いていたのは唐田の千種だ。

田舎から出てきた何もない少女が
スターレスラーになっていく。

プロレスのドラマなので
激しい乱闘シーンはたくさんあり
特に後半はダンプから
徹底的にやられることになるが
そのやられっぷりが美しい。

フラフラになりながら
ダンプに向かっていく姿はカッコいいし
頭を坊主にされても絵になる。

千種の得意技のニールキックも
吹き替えなしに見事に決めていた。



僕は不倫とかどうでもいいと思ってる人間だ。
他人の不倫に文句を言ってる人間の気持ちが
理解出来ない。

4年前、不倫スキャンダルで
表舞台から遠ざかってしまった唐田えりか。

当時のブログで僕は
わざわざ問題を起こした女優に
チャンスは回ってこないだろうと書いた。

しかし、スキャンダルがなかったら
彼女が千種を演じることはなかった。
スキャンダルがあったからこそ

このチャンスが回ってきたのだ。
よくぞ、こんな素晴らしい役に出会ってくれた。