世界のAIはとんでもないスピードで進化しているのだが
この先エンタメの世界もAIに飲み込まれていく。
AIが小説、脚本を書くし
それをAIが漫画化、アニメ化、そしてCG映画化していく。
音楽だって、AIが作詞作曲しAIが唄う。
人間が考える数万倍のスピードでそれらが行われる。
誰でも簡単にAIでエンタメが作れるようになれば
クリエイティブの価値も下がり
日本の漫画文化は廃れ
ディズニーの標品価値ですらもなくなってしまうかもしれない。
もちろん、クソみたいな駄作が無限に生まれるが
中にはとんでもない名作だって誕生していくだろう。
その時、僕らはそれらを受け入れられるのだろうか?
やっぱり人間が作ったモノには敵わないよ…と
年寄りが拒絶してしまう一方で
それらが当たり前の若い世代も当然居るワケだ。
僕らは古い文化にしがみ付くだけの
ただの頑固な年寄りに成り下がっているかもしれない。
一方で、CDを買わなくなった若い人たちが求めたのは
ライブだったりもする。
モノではなく、体験を求め始めたのだ。
コンテンツではなく
生身の人間のパフォーマンスに対価を払うようになった。
AIの生み出したモノを受け入れながら
人間のパフォーマンスも求める世界。
エンタメにとって、AIがもたらす未来は
素敵な世界になっているのだろうか…。
ふと、そんなことを考えてしまう。