スクウェア・エニックスは4月30日に
約221億円の特別損失を計上すると発表した。

進めていたゲームの開発を中止するため
これまでに掛かった制作費などを損失として計上する
…とのことだった。

あまりにも額が大きいので
この中止というのは「ドラゴンクエスト」…ではと
騒がれたのだけど、どうやらその通りのようで
「開発中止」というのは止めるというワケではなく
作り直すことらしい…。



ファミコンで「ドラゴンクエスト」の1が
発売されたのは1986年5月27日のことだ。

以来、毎回驚異的な売り上げで
現在11作目まで発売されている。

その11が発売したのが2017年なので
そろそろ次が発売されてもいいくらいの時期である。


「ドラゴンクエスト」は、シナリオを堀井雄二。
キャラデザインを鳥山明。
音楽をすぎやまこういち。
この3人で作ってきた。

ご存じのように、すぎやまこういち先生が2021年に他界され
今年の春に鳥山明先生が他界された。
残された堀井雄二さんも70歳であることから
次の12を「ドラクエ」最終作にするのではないだろうか。

もし、別の人が代わりに入ったとしたら
それはもう「ドラクエ」ではない。

「ドラクエ」というものを定義するとしたら
堀井、鳥山、すぎやまの3人で作ったゲームが
「ドラクエ」なのだ。


商売っけを出して、別メンバーで

ドラクエを続けようものなら

全く支持されないだろう。

それくらい強い個性の3人なのだ。



この時期に、221億捨ててでも作り直すのは
最終作に相応しい作品にしたいからではないかと
思う。

今から作り直すとすると

まだ数年は掛かるだろうけど気長に待つしかない。


心配なのはスクエニが会社として持つかどうかだね…。