30周年ということで一挙放送してる「古畑任三郎」。
今回は僕の知ってる古畑トリビアです。

(もし間違ってたら訂正します)

・最初の構想では、古畑任三郎役は玉置浩二だった。

 キャラを詰めていく中で田村正和の方がピッタリでは…となった。
 玉置浩二は第3シリーズに犯人役として登場した。

 

・刑事ドラマをやらないという田村正和に対して
 ピストルも撃たないしアクションもありませんと
 第2話(堺正章の回)の脚本を渡して出演承諾を貰えた。

 

・中森明菜演じる小石川ちなみは
 後に、明石家さんま演じる小清水潔弁護士によって無罪となっている。
 

・古手川祐子の回の古畑がストッキングを被るシーンについて
 「さすがに田村正和にこれはムリでは」とプロデューサから言われたが

 すんなりやってくれた。
 

・笑福亭鶴瓶が演じた幡随院大の回は、第1話の想定だったが
 1話目としては弱いという理由で中森明菜の回とチェンジになった。
 中森明菜の回では、古畑が電話で

 「幡随院の取り調べは明日からという事で…」と語っている。

 (これに限らず基本的に古畑の物語は時系列で並んでいない)

 

・鹿賀丈史演じる中川淳一は、三谷が前年に書いた「振り返れば奴がいる」の登場人物。
 同ドラマの司馬江太郎役で織田裕二が出る想定だったが辞退したため鹿賀丈史になった。
 「振り返れば奴がいる」のもう一人の主人公・石黒賢も犯人役で出ている。
 ついでに言うと古畑が「踊る大走査線」に出る構想もあった。
 

・小堺一機演じる佐古水茂雄は、たまたま三谷が歩いててみつけた表札から
 「佐古水」という名前を使ったのだが
 そうとう珍しい名前だったらしく、佐古水家からクレームが来た。

 小説版では「迫坪」に変更された。

 

・明石家さんま演じる小清水潔は、当初ロックスターの設定で
 ライブ前にマネージャーを殺害するという話だったが
 さんまから法廷ドラマをやりたいと言われ、弁護士になった。
 

・第3シリーズから登場する石井正則演じる西園寺守。
 セリフが多いと第3シリーズを渋っていた田村正和の負担を

 軽減する為に登場させることになった。
 

・緒形拳演じる黒岩健吾は、当初は志村けんの予定だったが
 セリフが多すぎると断わられ、緒形拳になった。
 肛門にメッセージがあるというバカげた事件は志村けん用に考えられたもの。
 

・福山雅治の出演は公式発表前に、本人がライブで発表してしまった。
 緩い時代だったらこそ許されたファンサービス。
 

・イチローが古畑のファンという話を聞いてダメ元でオファーしたらOKが出た。
 現役メジャーリーガーが、本人の役で殺人犯を演じるのも古畑ならでは…。
 

・イチローは、本読みの段階で全てセリフを入れてきた。
 ど素人だからこれくらいしないと失礼だから…とのこと。
 

・西村雅彦演じる今泉は、第2シーズンで殉職して
 別の犯人役として出演する構想もあった。
 

 

ざっと思いつくままに書いてみました。