第14回ロケーションジャパン大賞の授賞式で
福澤克雄監督が「VIVANT」の続編について
「今のだと続編がありそうな感じですが
 続編は決まってませんし
 僕には決められないんです。
 なぜかと言うと、大赤字です。」
と語った。

「VIVANT」の20億ともいわれる製作費を
どうやって回収しているのか疑問だったが
やっぱり回収は出来ていなかった…。

例えばYouTubeなら、再生回数で収益も変わるが
テレビの場合、どれだけ視聴率が高くても
収益が増えることはない。

スポンサー収入が減っている現在
テレビが収益を上げるのは難しくなっている。

一番、安易な収益方法は映画化で
なんでもかんでもドラマを映画化するようになったが
それが一番手っ取り早いのだ。
「踊る大捜査線」みたいに当たったら儲けもの。



一方、バラエティ番組は
有料イベントを積極的に行うようになった。

特に元テレ東の佐久間宣行は
収益化に関して危機感をもっており
「ゴッドタン マジ歌ライブ」や
「あちこちオードリー オンラインライブ」など
有料イベントで大成功を収めている。


同じように、ドラマが有料イベントをするというワケにはいかない。
結局、ドラマは世界配信を前提にしないと成立しなくなっており
そうなると作り方も内容もかなり変わってくる。

「VIVANT」もNetflixでの配信が始まったが
世界ではあまり結果は残せてないのが実情なんだよね…。