大喜利の王者を決める「IPPONグランプリ」。
第1回大会からチェアマンを務める松本人志が
休業していることに伴い
バカリズムが代理チェアマンを務めることになった。
バカリは、過去28大会中27回出場し
6回優勝という驚異的な実力者。
バカリのチェアマンに対して
異論を唱える人は少ないと思うが
一方でプレイヤーから外れてしまうことを
残念がる声も多い。
その気持ちも解る。
僕は過去に、松本人志を超える芸人がいるとしたら
バカリズムしかいないと書いた。
超えるというのは人気とかではなく
芸人としての権威。
誰もが認める絶対的な存在という意味だ。
大喜利もコントもフリートークも出来て
平場も強くて、MCもこなす。
更にドラマ、映画の脚本まで結果を出している。
こんな超人芸人が他に居るだろか…。
全く弱点が見つからない。
それでも、あえて苦言を呈すなら
あまり後輩に関心がないことだ。
もう一人の勇・有吉弘行は
しっかり後輩に目を配ってるのに対して
バカリは完全に我が道を行くスタイル。
しかし、それもかつての松本人志が
紳助が居なくなってから変わったように
バカリも変わっていくかもしれない。