「カラオケ行こ!」は期待通りの
楽しい映画だった。
原作の漫画がそもそも傑作なのだけど
野木亜紀子が更に映画としてより楽しくアレンジしてて
流石としか言いようがない。
野木亜紀子は原作モノをたくさんやってるが
原作の良さは絶対崩さない。
それでいて作品としての完成度を上げてみせる。
綾野剛のヤクザ・成田狂児はちょっと原作とは
違うんだよなぁ…と思ってた。
僕のイメージでは桐谷健太。
大阪出身だし…。
でも、実際みたら綾野剛も良かった。
ちゃんと作品の世界感を壊していない。
ヤクザと中学生の友情が
絶妙にバランス良く描かれている。
主演は、その綾野剛となっているのだけど
実質的には中学生・岡聡実の齋藤潤だ。
オーディションで選ばれたそうだが
よくこの子を見つけたと思う。
他の中学生たちもみんな良かったなぁ。
原作には4年後を描いた「ファミレス行こ。」も存在する。
こちらも出来たら映画化して欲しい。