山崎まさよしが10月21日に行われた水戸公演で
「あまり歌いたくないので、きょうはしゃべります」
などと発言し、8曲程度しか唄わず
返金等の問題になった騒動。
歌手なんだから唄いたくないなんて
お金を払って見に来てくれている客を
バカにしている…という意見は解らなくもない。
でも僕は、そういうのも含めてライブじゃないの?
…とも思う。
だって、事前に唄う曲のリストが
発表されてたワケじゃないでしょ?
発表されててそれをやらないなら
契約違反なのは解るけど…。
本番で何曲唄うかは興行側に決定権がある話。
僕は音楽のライブに行くことはないが
舞台、落語、プロレス、ボクシング…なんかは
何度も足を運んでいる。
何の盛り上がりもない酷い興行だったなぁ…とか
1万も払ったのに退屈な芝居だったなぁ…とか
そんなことは何十回と味わってきた。
逆に映像では味わえないとてつもない幸福感を
得たことだって数えきれないくらいある。
それがライブの醍醐味なんだと思っている。
つまらなかったらもう行くのは辞めようと思うし
満足したらまた行こうと思う。
それだけのことだし
それくらいの覚悟がないなら
ライブなんか見に行くなよ。
自分が思ったのと違うから金返せ…って
大人のすることかな。
むしろチケット買ってしまった自分を恥じた方がいい(^^)。
そして、山崎まさよしが手を抜いて
客を満足出来なかったことの代償は
結果として山崎本人にも返ってくる。
それがライブというモノだ。