福澤克雄は、TBSテレビ・制作局ドラマ制作部所属の
ディレクターである。

「半沢直樹」を初めてとする
日曜劇場を引っ張って来た立役者。

好き嫌いはあるとしても
彼が日曜劇場の看板を大きくしたのは間違いない。

そんな彼が定年退職を迎える。
TBS社員最後の作品が「VIVANT」である。

その最後の作品を盛り上げるため
今まで日曜劇場で主演を張ってきた豪華メンバーが集結したのだ。

膨大な予算が投入されているのも
功労者である福澤に対する贐である。



そして退職後は、当たり前のように
Netflixやアマゾンプライムが
高額な報酬で彼を囲おうとするだろう。

これまで池井戸潤等の原作ありきと揶揄されてきたが
今回の「VIVANT」は福澤克雄の原案で
これも今後へのプロモーションの一つだ。

予算もなく、規制も多いテレビより
配信は魅力もある。

福澤克雄の退社は、日曜劇場の終わりの始まりかもね。