よく言われるのが
年末年始の番組がつまらない。
昔は面白かったらなぁ…ってヤツ。
確かに、テレビは予算も無く
無駄にダラダラと長い番組が多い。
大晦日の番組なんて
結局、紅白くらいしか見るものがない。
でも、そうはいっても
面白い番組が無いわけでもない。
テレビがつまらないと言ってるヤツに限って
無作為にテレビを点けて
ポンポンポンとチャンネルを見て
つまらないと言ってるだけ。
そりゃそうだよね。
面白い番組なんて限られているのに
テレビを点けて偶然、面白い番組に出会うなんて
都合の良い考えでしかない。
なので、あえて僕が見た
面白い番組について書きたい。
『プロ野球戦力外通告』
これはもう2004年からやってる定番番組。
「ZONE」や「バース・デイ」と同じテイストの
ドキュメント番組だ。
毎年12月のお楽しみで
野球ファンはみんな見てんじゃないかな…。
「笑いの正体」
「笑いの正体」の第3弾のテーマは「ツッコミ芸人」。
ツッコミ芸人たちの言葉から「ツッコミ」の進化について
深く掘り下げていく。
今回は、中居正広に代わり劇団ひとりがMCを務めたけど
やっぱり笑いについて語るのは
芸人の方がいいなぁ…と僕は思った。
『クイズ☆正解は一年後』
毎年、12月30日といえば「正解は一年後」。
これももう10年くらいやってんのかな。
未来の1年にあることをクイズとして1月に収録し
12月のその答え合わせをするという番組。
「水曜日のダウンタウン」の藤井健太郎らしい
毒があるのも良い。
『人気漫画家が選ぶ本当にすごい漫画はこれだ』
「まんが未知」のフォーマットを使った
プロの漫画家がプロの視点で漫画の凄さを語る番組。
こういうのって、マニアックな作品だけになりそうだけど
しっかり「ドラゴンボール」なんかも
取り上げているのも良かった。
『第73回NHK紅白歌合戦』
紅白の良さってテンポの良さなんだよね。
無駄な時間が一切ない。
セットチェンジのために場繋ぎの会話が
あるくらいで、基本的にギチギチに詰め込んでるので
ドンドン進んでいく。
CMもないからCMまたぎの引っ張りもないしね。
良く知らない韓国人が出てこなければ
何も文句はないんだけどなぁ。
『あたらしいテレビ2023』
2021年から「新春TV放談」に代わったのが
HNKの「あたらしいテレビ」。
2022年を代表するヒットメーカーが
いろんな映像コンテンツについて語る
マニアックな番組。
昨今、テレビの終焉を語る人が多い中
若手ディレクターの話はとても刺激的だったなぁ。