アントニオ猪木さんがお亡くなりになりました。
僕はプロレスファン歴40年くらいなので
猪木歴でいうとピークを過ぎた辺りからの
ファンとなります。
…とはいえ、国際軍団との戦い
舌出し失神事件、マサ斎藤との巌流島決戦、
ナウリーダーニューリーダー闘争
藤波との60分ドロー
…などなど挙げだしたらキリが無いくらい
僕の十代は猪木さんに感情を揺さぶられてました。
思い出が尽きません。
2年前の燃える闘魂60周年メモリアルセレモニーで
前田、長州に闘魂注入ビンタをする場面は
かつての関係からは考えられないシーンで
胸が熱くなったものです。
慟哭
— 前田日明 Official (@AkiraMaedaWORLD) October 1, 2022
いつも黙って背中で語り行動する人でした。
猪木寛至と同時代を過ごせた事が幸運でした。
とんでもなくお世話になりました。
有難う御座いました。
長い間お疲れ様でございました。
御冥福を衷心よりお祈り申し上げます。
前田日明 pic.twitter.com/ihpl2Vbf1h
「元気があればなんでも出来る。」は
猪木さんのお決まりのセリフだけど
言い始めた当初は何を言ってんだ?
…とバカにしていました。
でも、自分も歳を取るに従い
確かに猪木の言う通りだと思うようになりました。
若い頃には解らなかったこの言葉の意味が
理解出来るようになりました。
元気があればなんでも出来るのです。
ライバルだったジャイアント馬場さんは
1999年に61歳でお亡くなりになっています。
晩年、馬場さんが大腸癌となり
闘病生活に入った後、
妻以外の人間に一切姿を見せませんでした。
それはプロレスラーとして
弱々しい姿は見せられないとの思いからでした。
それとは対照的に猪木さんは
痩せ細った姿全てをさらけ出して
病気と戦っていくことをアピールしました。
どちらが正しいとかではありません。
これが二人の生き様でなんです。
そして、二人とも最強のプロレスラーなんです。
たくさんの思い出をありがとうございました。