お台場の「パレットタウン」が

今日で全ての営業を終了する。

そもそも、パレットタウン用地における
借地権の契約期間は10年であったため
予定では2010年に施設全体を閉鎖し
都に土地を返還することとなっていた。

都はパレットタウン用地を
森ビルとトヨタ自動車に売却し
2013年には新施設を開業させる予定だったが
リーマン・ショックなんかもあって
なんだかんだ10年も

先送りになっていたのだ。

ようやく動き出したというのが
実際のところだ。

「MEGAWEB」は、昨年12月に閉館。
「ヴィーナスフォート」は、今年の3月に閉館。
「大観覧車」を本日8月31日に閉館することで
「パレットタウン」全ての営業が終了となる。



フジテレビが移転してきた1997年頃
お台場は何もないところだった。

「踊る大捜査線」は、お台場PRドラマとして
作られたのだが、映画も大ヒットして
お台場のブランド戦略に大きく貢献した。

その後、お洒落な場所として
若者の支持を受けてきたが
近年はコロナもあり
かつての盛り上がりは影を潜めていた。

既に「大江戸温泉物語」も、昨年9月に閉館しており
これでお台場の第1章は終わった感じがする。



跡地については、2025年に

多目的アリーナと商業施設が
オープンする予定になっている。
ここからが第2章である。