ヤマダデンキが、ヤマダHD傘下の大塚家具を、
5月に吸収合併すると発表した。
大塚家具の店舗やブランドは存続するが
法人としての大塚家具は消滅する。


2014年に、創業者である父・大塚勝久氏と
実の娘である久美子氏の
経営権をめぐる対立で騒がれた。

久美子氏が悪い的に言う人もいるが
高級路線だけでは
続かないという久美子氏の提案を
当時の株主達は、支持したのだ。

だから久美子氏が社長になり
勝久氏は「匠大塚」という別会社を
立ち上げた。


では、勝久氏が社長になっていたら
大塚家具が上手くいったかといえば
それもかなり厳しかっただろう。

大塚家具の1客に1店員が付いて
買うまで帰さないみたいな商法が
今の時代で通用するワケもなく…。

実際に、それで客離れが進んでいたから
久美子氏も新路線を提案したのだ。

匠大塚は上手くいっているというが
大塚家具に比べると、かなり規模縮小しており
昔からのやり方を支持する一部の人に
受けているに過ぎない。

 

大塚家具を、ニーズ以上に大きくし過ぎた

勝久氏にもかなり問題はあったのだ。


時代の移り変わりに対応するのは
容易ではないということだ。