8割おじさんこと京大の西浦博教授。
流行拡大を防ぐには
人との接触を8割削減することが必要である
…と提唱し「8割おじさん」と名乗るようになった。
昨年4月、西浦教授は、何も対策を取らない場合、
国内では重症者が累計で約85万人に上り、
半数が亡くなる恐れがあると発表した。
あれから、1年半が過ぎたが
現在まで国内での死者は1万数千人。
政府がやった対策といえば、緊急事態宣言くらいである。
緊急事態宣言で、40万人の死者が
2万人弱に収まったということか…。
更に酷かったのは、昨年の
「GoToトラベル」により感染拡大したという
ムチャクチャな検証。
GoToキャンペーン直前5日間と開始直後5日間を
比べて感染者が増えてると言ってるのだが…
そもそも、今回のウィルスには
潜伏期間が1~2週間あるのに
キャンペーン開始直後と比べてどうするのか?
キャンペーン開始の1~2週間後と比べるなら
まだ解るのだが…。
開始直後5日間に感染者が増えてたとしても
それはGoToのせいではない。
そして、GoToが本格的に稼働したのは8月だったが
その時期、感染者は増えるどころか減っていた。
考えれば誰でも判るデタラメな検証結果を
メディアはよく取り上げるものだと呆れてしまう。
直近では、8/4の厚労省の専門家会議で
8月末には東京で1日の感染者数が
1万人を超えるとも言っていた。
東京の検査数が少ないからで
本当は超えていたとでも言うのかな…。
なんなんだろなぁ、この人。
そして、この人を信仰している人。