閉会式は酷かったなぁ…。


僕は以前、開会式について
寒くて、恥ずかしいモノを見させられる気がして
とても不安だと書いたのだけど…
閉会式が正にそれだった。
小学生の時に見た芸術鑑賞会の
つまんない舞台を思い出した。
予算がないのは解るが、限度というものはある。




さて、オリンピックは閉幕してしまいました。

東京オリンピックを見ていて思ったのは
開催国としての日本の未熟さだ。
前回の1964年から何も成長していない。

不安はありつつも、それでももうちょっと
出来るんじゃないかと期待したが…。

予想通りの結果となった。

日本人個々の能力はとても優秀だと思う。
しかし、それらをまとめる人間が居ない。

いや、実際には居るにも関わらず
そうでない人間がトップに立ってしまうのが現実で
その象徴が、純度100%のポンコツ・森喜朗だ。

オリンピック日本開催が決まった2013年当時の

都知事・猪瀬直樹は
森喜朗を五輪から排除しようと目論むも
自身の金銭スキャンダルを追求され
逆に辞任に追い込まれてしまった。
その辞任直後に、森喜朗の
オリンピック組織委員会の会長就任が決まった。

これが日本の現実ということだ。
オリンピックを開催国として
最高の舞台にしようとする気はさらさらない。
権力者たちのおもちゃにされるだけ。

日本が開催できるようになるには
もっともっと成熟した国にならなければならない。

それは政治家、官僚だけではなく
国民全体にもいえることだ。



オリンピック自体はスポーツ選手にとって
これ以上ない夢の舞台なのだけど
IOCにはいろいろ問題があることが
浮彫になっている。

最も大きな問題は、招致したい国が
減っていることだ。

2024年大会では、最終的に
候補が、パリとロスの2都市になってしまい
2024年をパリ、2028年をロスと
割り振ることになった。

2032年については、幾つかの立候補地に
プレゼンテーションをさせるのではなく
候補地の一つをIOC自らが事前に発表すると
いう異例の方式が取られており
オーストラリア・ブリスベンが決まった。


日本が立候補することは、当分ないだろうが
前述した通り、招致したい国が減っているので
割と早く日本に回ってくる可能性もある。
なんとも不安だ…。