オリンピック反対派から
いろいろと出てきた自国を非難する
国内の記事を検証してみよう。
ロシア選手にTV、冷蔵庫なし
ロシアのハンドボール選手が
選手村の自分の部屋にTV、冷蔵庫がないと
不満をぶち上げた記事だ。
TV、冷蔵庫もないのかと驚いたのだが
TV、冷蔵庫は有償のレンタルであり
事前に申請のなかったロシアには
準備されていないだけの話だった。
実際に他国からこの件について
一切、クレームは出ていない。
ロシアは組織的なドーピング問題で処分を受け
国として2022年12月まで
国際大会の出場資格を失っているが、
ロシア・オリンピック委員会の選手として
参加が許されている。
事前に、ロシア・オリンピック委員会が
レンタル申請をしなかったのがこの話の真相だ。
メディアセンターのコーラ280円
MPC内の自販機のコカ・コーラ500mlが
1本280円もしてぼったくりだ…という記事だ。
海外メディアが仕事をするメディアセンターでは
確かにコーラが280円もする。
まるで、日本が酷い商売をしているかのような
記事だが、そもそもメディアセンターなんて
どこの国でもそんなもんである。
ブラジル・リオ五輪の時も
コーラ500mlが、当時のレートで260円だった。
そもそも、海外メディアの人達は
外のコンビにに買いに行くことも可能であり
絶対に280円のコーラを
買わなければならないワケでもない。
韓国選手のぼろぼろ段ボールベッド
重量挙げ109kg級に出場する韓国代表が
壊れた段ボールベッドを公開し
あたかも耐久性に問題ありと言いたげな記事だ。
ところが、この記事の翌日
イスラエル代表の野球選手が
「段ボール製ベッドを壊すのに何人必要なのか試す」と
ベッドの上でジャンプする画像を公開。
9人がジャンプしたところでベッドは壊れたのだが
野球選手達が、体重60キロだったとしても
9人540キロでやっと壊れたことになる。
100kg超の韓国選手はどんな寝方をして壊したのか…。
韓国選手はその後、沈黙してしまった。
ちなみに、このベッドは
別に、ケチって段ボールにしたワケではない。
ベッドを手がけたのは、
多くのスポーツ選手に愛用されてるエアウィーヴである。
軽量で頑丈、そしてオリンピック開催後の
処分まで検討された結果、段ボールベッドに行き着いたのだ。
また、マットも当然、エアウィーヴ製であるため
寝心地に不満が出るとも思えないが…。
いい事も、悪いことも
しっかり真実を知ることが必要だ。