東京オリンピック・パラリンピックの
開会式費用は165億円が計上されている。
あの開会式で165億円も掛かるワケがない。
電通が大幅に中抜きしている
…なんて声があるが。
ん?ちょっと待って…。
あの開会式だけで165億円を
使ったなんて言ってないよね?
そもそも、当初の開会式の予算は130億円だった。
2012年ロンドン大会の160億円
2024年パリ大会の148億円(予定)を超えないようにと
設定された金額だ。
実際に、2020年の開催に向けて
130億円で動いていたのだが
去年3月に、1年の延期となった時点で
そのプランは全て白紙となった。
いいですか?
延期になったからといって
ここまでの準備に掛かった予算が
0円になるワケではないんですよ。
その後、2021年の開催に向けて
予算は165億円に増額となった。
つまり、増額分の35億円(のみではないにしても)が
今回の開会式に使用出来た予算と考えるのが
普通な気がするのだけど…。
35億円でも高いという人もいるが
パラリンピックの分もあるしねぇ。
僕はそんなモンかなぁ…とは思う。
開会式については批判的な意見も多いが
制約の中でよくやった方でしょ。
もちろん、130億円の開会式が見れたら
一番良かったけどね…。
これっばっかりは仕方がない。