キャリアのない脚本家が振り回される物語というのは
過去にもある。
ただ、それで連ドラとなると1クール持つのかね?
…なんて思ってたけど
そんな心配は不要だった。

「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」は
とても面白い。
福田靖、流石でした。

よけいな要素を入れる必要がない
30分というのもちょうどいいと思う。


若手の脚本家は、きっと誰もがこんな経験するのだろう。
三谷幸喜は「笑の大学」を通じて、
どんな無理難題も全て受け入れた上で
より面白い本を書くのが脚本家の仕事…と言っていた。

自身の書きたい世界観と違うと、あっさり降りてしまった
大学生の脚本家は、どんなに才能があってもプロにもなれない。
自分の書きたいものだけを書きたいなら
劇団でも主宰してそこでずっと書いていればいいのだ。