10/6のテレ東「ガイアの夜明け」は
「コロワイド」による「大戸屋」の買収劇だった。
「大戸屋」はここ数年、厳しい経営状況に置かれている。
「昔はボリュームがあって安かった」なんて
消費者は簡単に言うけれど
材料費の高騰に加わえて、人件費も高騰。
そこにコロナまで重なった現在、
もう昔みたいなやり方はとても難しい。
僕は別に経営陣がダメだったとは思わない。
ただ、徹底した店舗での調理にこだわるスタイルは
時代に合わなくなってきてると思う。
そんな苦境な状況を外食大手「コロワイド」が狙って
敵対的TOBにより「大戸屋」の買収に成功した。
「コロワイド」はこういう買収を繰り返して
大きくなってきた企業である。
店舗での調理にこだわってきた「大戸屋」に対して
「コロワイド」はセントラルキッチンで
料理を提供するという。
つまり工場で一括して調理したモノを各店舗で出す。
コストも、手間もかからない方法だ。
経営の素人の僕には
それがいいことなのか、どうか判らない。
ただそれだと、ファミレスと牛丼チェーンの
中間みたいな店になっちゃう気がする。
一つ言えることは、「コロワイド」が手掛けている
甘太郎にしても、かっぱ寿司にしても、牛角にしても
僕はどうにも好きになれない店ばかりということ。
大戸屋も、そんな店に
仲間入りするような気がしてならない。