日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」。

悪くはないんだけど
池井戸潤にしては物足りないというか…。

「ルーズヴェルト・ゲーム」もそうなんだけど
企業の話よりもスポーツメインにしちゃうと
結局、最後は勝つんでしょ?
…ってなっちゃう。

勝ち負け以外の部分で
見せ場がないと物語として浅くなっちゃうんだよね。

例えば、「陸王」は「こはぜ屋」がメインで
マラソンは、こはぜ屋再建の手段の一つだったから
上手くいったのだ。

優勝して、お客さんがたくさん入って

滝川(上川隆也)をギャフンと言わせる

…だけではダメだよ。



あと、子供は要らないなぁ。

男臭いメンバーばっかりだから
奥さんと子供のエピソード入れたんだろうけど
子供がジャマだよ。
ラグビー教室とか見てられないもん。

女性視聴者がとどうかは知らないけど
少なくとも日曜劇場が好きなオジさん達は
そこは望んでないだろう。

原作にもない、余計なことすると
作品のテンションも下がっちゃうんだよなぁ。