先週放送の「ポツンと一軒家」が
番組最高視聴率の19.8%を記録した。

今の時代、これだけの視聴率をとれる番組は
早々出てこない。
しかも人気番組「イッテQ!」の裏でだ。


確かに「ポツンと一軒家」は
いい番組ではあるけれど
所詮、年寄の番組という感は拭えない。

僕から見ると刺激が足りなくて退屈だ。
別のことをしながら
流してみるくらいならちょうどいいけど
わざわざ録画してまで見たい番組でもない。

テレ朝お得意の中高年を捉えた番組なのである。
「相棒」や「特捜9」もそうだけど
テレ朝はシルバー層をターゲットにして
上手く視聴率を取ってきた。

その戦略は視聴率を稼ぐという方法としては
間違ってはいないが
そこにテレビの未来があるかといえば
それは別の問題だ。


そして今、「ポツンと~」の視聴率がいいのは
大河ドラマ「いだてん」との兼ね合いもある。

シルバー層は「いだてん」に全くついていけてない。
「いだてん」の視聴率は7~8%で
「イッテQ!」の視聴者が流れたというより
「いだてん」について行けなかった層を
「ポツンと~」が取り込んだのだ。

ちなみに「ポツンと一軒家」が最高記録を達成した
5/19の「イッテQ!」は16.9%である。
十分スゴい視聴率なのだ。


テレビの未来のためにも
「イッテQ!」は、まだまだ頑張らないとなぁ。