野村萬斎が演じる三谷版ポアロの第2弾。
野村萬斎が主役となってるけど
出番の数を考えると
実質主役は、大泉洋だったね。
内容はアガサ・クリスティの原作を
日本版として上手く消化してるので
予想通りそれなりに楽しめたのだけど
僕は三谷ファンなので
ついついキャストに目が言ってしまう。
まず、野村萬斎と大泉洋といえば
2011年の舞台「ベッジ・パードン」を思い出す。
この舞台でも二人は息の合った演技を見せてて
この共演が、今回の作品に繋がったのかは
実際のところ、わからない…。
ちなみに、今回のドラマにも出演している
浅野和之は、この舞台で11役を演じた。
最近、起用が目立つのが松岡茉優で
「真田丸」と舞台「江戸は燃えているか」に
続いて今回3作目だ。
全部、「お嬢さん」という感じの役で
たまには違うパターンも見てみたい。
秋元才加も
舞台「国民の映画」、ドラマ「おやじの背中」と
地味に三谷作品に出演しているが
役に個性みたいなモノがなく便利に使われている感じ。
寺脇康文はかなり久しぶりの三谷作品で
1996年の「竜馬におまかせ!」以来じゃないのかな。
この人はコメディの方が魅力が出るね。
今井朋彦は、「新選組!」、「真田丸」の大河、
更に「古畑」、「HR」にも出演していて
僕も大好きな実力派俳優。
もっと売れて欲しいなぁ。
一方で、向井理、草刈民代、佐藤二朗は
初三谷作品ではないだろうか。